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インターン受け入れ企業インタビュー第2弾!Capichi

Mar 28, 2023
インターン受け入れ企業インタビュー第2弾!Capichi

インターン生受け入れ企業インタビュー第2弾は、フードデリバリーサービス「Capichi」を運営するスタートアップ企業、Capichi様
2023年春に2名のインターンを受け入れてくださいました。
同社は森大樹さんが神戸大学在学中に起業したベンチャー企業で、フードデリバリーサービス「Capichi」とスマートオーダーシステム「Capichi OI」を運営しています。

コロナ禍のフードデリバリー需要を受け、2020年4月にCapichiフードデリバリーシステムを開発しました。日本語、韓国語、英語、ベトナム語の四か国語に対応しており、現在は10万人以上のユーザーに支えられています。今ではベトナム在住者にとって必要不可欠なサービスです。

今回はCapichiを代表してCOOの田中翔一郎さん、HRマネージャーのNguyen Haさん、そしてインターン生のお二人からお話を聞かせていただきました。

企業インタビュー

《HRマネージャー Nguyen Haさん》

Capichi ‐ Nguyen Haさん

Q. Capichiはフードデリバリーサービスで有名ですが、Capichiについて詳しく教えてください。
Capichiは2つの事業を展開しています。1つ目は、フードデリバリーに関するアプリケーションです。そして2つ目は、スマートオーダーシステムです。
現在はベトナムでしか事業を展開していませんが、将来的には南アジアにも事業を展開する予定ですので、さらなるグローバル化を進めています。

Q. Capichiのミッションで大切にしていることは何ですか?
私たちは、お互いに離れている人々を助け、豊かにしていきたいと考えています。
それは、ベトナムにいる人々に幸せをもたらすということであり、将来的には世界中の人々に幸せを届けられるような存在になりたいと思っています。
私たちはユーザーの体験を重視することで、より良いものを創り上げていきたいと思っています。

Q. インターン生が会社に来た時、どのように感じましたか?
これは私だけでなくここにいる社員全員が感じていることだと思いますが、インターン生の彼らと一緒に働くことで新鮮でエキサイティングな環境になったと感じました。

Q. インターン生を歓迎していただいているのはどうしてですか?
私たちがインターン生を受け入れているのは、文化交流に多くのメリットがあると考えるからです。私たちは日本の企業なので、彼らのおかげで日本の文化も学ぶことができています。
インターン生にはこの期間で事業がどのように運営され、発展しているのかについて学んでもらいたいと思っています。

Q. インターン生と一緒に働いて三週間程経ちましたが、彼らに対してどのように感じていますか?
私たちは2名のインターン生をサポートをしていますが、彼らは親切で、親しみやすく、とても熱心に働いています。

Q. 今後もインターン生を受け入れたいと考えていますか?
そうですね。インターン生を受け入れることで私たちに沢山のいい影響がもたらされたので、今後も受け入れたいです。

Q. 今後インターンを希望する学生に向けて一言お願いします。
とてもシンプルなことですが、躊躇せず挑戦してください。特にCapichiのようなスタートアップの企業でインターンシップをすることで、ビジネスや文化について沢山学ぶことができます。その経験は将来のキャリアに大いに役立つはずです。

《COO 田中翔一郎さん》

Capichi ‐ COO田中さん

Q. Capichiではどのような社内教育をされていますか?
弊社はスタートアップなので、OJT(仕事をしながら教える)というスタイルが基本です。営業の場合は先輩社員や上司がお店に行く時に同行し、提案している様子を実際に見て勉強することが基本です。
また、弊社はデジタルマーケティングに力を入れており、マーケティングのような専門性が高い部門は時々勉強会を開いています。勉強会では上司も部下も関係なく皆で話し合いをし、より多くのユーザーにCapichiを利用してもらうきっかけになるよう、取り組んでいます。

Q. インターン生を受け入れようと思った理由を教えてください。
GA(現地インターン支援企業)の社長や社員と知り合いで、声をかけてもらったことがきっかけです。
以前、ベトナム人のインターンシップを受け入れた経験があったため受け入れに対するハードルは低く、せっかくだからやってみようということで引き受けました。

Q. インターン生にどのような仕事をお願いしましたか?
今回のインターンシップのコンセプトは「いろいろな部門を見てもらおう」でした。
一週目は、Capichiのクライアントやユーザー、サービスについての理解を深めるため営業部で仕事をしてもらいました。
二週目は営業部での経験を活かし、マーケティング部でのお仕事をお願いしました。どんな飲食店と、どんなコラボすると効果的なのかを考え企画してくれました。
三週目は今までの経験をフル活用して、自分で考案したビジネスプランを社長にプレゼンしてもらいました。

Q. 「いろいろな部門を見てもらおう」というコンセプトに決めたきっかけはありますか?
せっかくCapichiでインターンするなら、Capichiでしかできない、Capichiならではの仕事を経験してもらいたいという考えからです。
ベトナムでインターンをするとしても、弊社のようにスタートアップでBtoCの日系企業はほとんどないので、弊社でしか得られない学びがあるはずだと思いました。

Capichi ‐ COO田中さん

Q. インターン生を受け入れることで会社にとってどのような影響がありましたか?
社内の9割がベトナム人という環境に若い日本人が2人加わったことはとても大きな変化で、会社の雰囲気が一変しました。
日本人が作った会社ではありますが、日本人が少ないのでベトナム人にとって日本人は外国人なんです。
英語で話さなければお互いにコミュニケーションができないことや、日本の若い人がどのように考えているのか知ることができたのは社員にとって大きな刺激になったと思います。
今回インターン生の2人にはベトナム人のメンターをつけました。そのメンター達はもともとチームを持つリーダーではありませんでした。
なので、今回のインターンシップで彼女達がメンターとして、今までの自分の仕事とは違う、誰かをリードして一緒に仕事し、プロジェクトを進める経験をしてもらえたのは大きな成果だったと思います。
この経験でリーダーとしての意識や誰かと一緒に仕事をするための段取りの仕方や何に気を付けるべきか学ぶことができたはずです。

Q. 一方で大変だと感じたことや苦労したことはありますか?
あまりなかったと思います。

Q. それほどインターン生を受け入れる体制が整っているのでしょうか?
まだまだこれからといったスタートアップの会社なので他の会社と比較したときに十分にケアできていたかはわかりません。
ですが、いろいろな仕事がありいろいろな人々がいる中でインターン生が自分で仕事を見つけて取り組んでくれたのでとても助かりました。

Q. 今後インターンを希望する方に向けてメッセージをお願いします。
インターンシップは、日本でやるのとベトナムでやるのとでは意味合いが大きく変わってくると思います。日本であれば気軽に何度でもインターンにチャレンジできると思いますが、国を跨ぐインターンですとそうはいきません。
貴重な機会だからこそ、ベトナムでやりたいことや目標を事前に考えることが大切です。
会社によって異なりますが、弊社のようにインターン生がやりたいことに挑戦させてもらえる環境だと前のめりに意思表示をすることで大きな価値が得られるのではないでしょうか。

インターン生インタビュー:Nさん・Tさん (中央大学/国際経営学部)

Capichi日本人学生インターンNさん、Tさん

Q. なぜインターンに行こうと思ったんですか?
N:理由は3つあります。1つ目は自分にとって馴染みのないベトナムという国へ行き、経済発展の裏側を知りたいと思ったからです。実際に働く中で、優秀な方々と関わることができ、このような人達のおかげでベトナムの経済は発展しているという発見がありました。
2つ目は海外で英語を使って働くとはどのようなことなのか興味があったからです。
3つ目はこれからの日本でのインターンシップや就活の前に実務経験を積むことで自信につなげたいと思ったからです。

T:今までの長期休みはメリハリなく過ごしていたので、春休みこそは自分の身になるような何かをしたいと思い、色々調べる中でこの海外インターンを知りました。
元々東南アジアの経済発展に興味があったので、ベトナムでのインターンに参加することにしました。

Q. インターンの内容を簡潔に教えてください。
2人:店舗とCapichiの合同キャンペーンの作成や、Capichiに登録していない店舗の調査、社員の前で日本の文化に関するプレゼンテーション、Capichiのアプリの改善点を探すことや他の企業の方とのミーティングに参加しました。

Q. インターンを通してどのようなことを得ましたか?
T:海外で仕事をすることの実情を学ぶことができました。元々マーケティングの仕事に興味があり、マーケティングチームと仕事をする中でマーケティングの楽しさを知り、
それにかかわる仕事に就きたいと思うきっかけになりました。また、アルバイトと社員として働くことの違いは仕事に対する真剣さだと気づくことができました。

N:「どうしたらより良くなるのか」を考えることが好きなので、事業をよりよくするための詳細な企画書の作り方を学ぶことが目標でした。
様々な仕事を経験した中で、ターゲットの絞り方やキャンペーン内容の具体性、広告の方法などを教えてもらい、自分の目標以上のことを学ぶことができたのは大きな収穫でした。
また英語を絶対に使わないといけない環境だったので英語力も向上したと思っています。

Q. インターンを通して「働くこと」に自分の中でどんな変化がありましたか?
T:一番最初のオリエンテーションで「あるプロジェクトの提案書を出さなければならない時は、必ずやる内容とデッドラインを設けそれに従ってやりましょう」と伝えられました。
それは普段のアルバイトではあまり意識したことがない部分でした。働くことは自分の生活を維持していくためにしていることである以上、真剣に全身全霊で取り組まなければならないことだと感じました。

N:企画書や提案書の作成にあたり「厳密な事前調査」が必要でした。例えば、キャンペーンを作成するには、前のキャンペーンの概要、その結果を見て次はどのように進めていくといい結果を出せるのかについて考えなければなりません。
これは想像以上に手間がかかる仕事で、とても大変でした。しかし仕事を進めていくためにはこのような仕事が大事でもあるという、働かなければわからない発見を得られました。

Capichi日本人学生インターンの仕事風景

Q. Capichiに来て良かったと感じたことはありますか?
N:メンターの方がベトナム人なので、コミュニケーションを取るためには英語を使わなければなりません。常に英語を使う環境にあるということは英語をあまり使わない職場と比べるとアドバンテージだと思います。
スタートアップで従業員数があまり多くない分、社員一人ひとりの個人の能力が高く、それが自分のモチベーションを上げるきっかけでした。
厳しい意見を求めると、徹底的にフィードバックをしてくれるところも自分に合った環境だと感じています。

T:最終的に自分は起業したいと考えています。Capichiは立ち上げてから4年目のスタートアップの企業です。起業するとはどういうことなのか、また成長真っ只中の会社の内情を知ることができたのはいい経験になりました。
また自分のことを即戦力として様々なタスクを与えてもらい、自分の身になることを沢山経験できたのはありがたかったです。

Q. 今後インターンを希望する方に向けて一言お願いします。
T:大学に入ったら留学したいというイメージを思い浮かべている人が多いと思います。留学して机上で学問を学ぶよりもインターンで実際に実務を見る、経験する方が今後の役に立つと思います。
留学だけでなく、インターンという選択肢もあることを知ってもらいたいです。

N:インターンした方がいいと思います。できれば短期よりも長期の方がいいのではないでしょうか。今回のインターンのように1か月では、業務を覚えたころに終わってしまうのでこれで終わりかと寂しい気持ちがあります。
Capichi社長のお言葉を拝借して、半年、一年、休学してもいいからインターンをやったらいいと思います。



今回のインタビューでは、スタートアップならではのスピード感や多様な挑戦の場が、学生だけでなく社内にも大きな刺激を与えていることが印象的でした。
ご協力いただいたCOOの田中様、HRマネージャーのNguyen様、そしてインターン生のNさん、Tさん、貴重なお時間をありがとうございました。

インターン受入に関心をお持ちの企業様へ

Capichi様の事例のように、インターン生の受け入れは社内の活性化や社員教育に直接的な効果をもたらします。インターン事業の具体的な内容や他の事例については、弊社のサービス資料にて詳しく紹介しています。

資料は下記リンクよりご覧いただけます。御社のインターン受入検討にお役立てください。
【受入企業募集中】インターンシップ事業紹介資料

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インターン受け入れ企業インタビュー第2弾!Capichi

Mar 28, 2023
インターン受け入れ企業インタビュー第2弾!Capichi

インターン生受け入れ企業インタビュー第2弾は、フードデリバリーサービス「Capichi」を運営するスタートアップ企業、Capichi様
2023年春に2名のインターンを受け入れてくださいました。
同社は森大樹さんが神戸大学在学中に起業したベンチャー企業で、フードデリバリーサービス「Capichi」とスマートオーダーシステム「Capichi OI」を運営しています。

コロナ禍のフードデリバリー需要を受け、2020年4月にCapichiフードデリバリーシステムを開発しました。日本語、韓国語、英語、ベトナム語の四か国語に対応しており、現在は10万人以上のユーザーに支えられています。今ではベトナム在住者にとって必要不可欠なサービスです。

今回はCapichiを代表してCOOの田中翔一郎さん、HRマネージャーのNguyen Haさん、そしてインターン生のお二人からお話を聞かせていただきました。

企業インタビュー

《HRマネージャー Nguyen Haさん》

Capichi ‐ Nguyen Haさん

Q. Capichiはフードデリバリーサービスで有名ですが、Capichiについて詳しく教えてください。
Capichiは2つの事業を展開しています。1つ目は、フードデリバリーに関するアプリケーションです。そして2つ目は、スマートオーダーシステムです。
現在はベトナムでしか事業を展開していませんが、将来的には南アジアにも事業を展開する予定ですので、さらなるグローバル化を進めています。

Q. Capichiのミッションで大切にしていることは何ですか?
私たちは、お互いに離れている人々を助け、豊かにしていきたいと考えています。
それは、ベトナムにいる人々に幸せをもたらすということであり、将来的には世界中の人々に幸せを届けられるような存在になりたいと思っています。
私たちはユーザーの体験を重視することで、より良いものを創り上げていきたいと思っています。

Q. インターン生が会社に来た時、どのように感じましたか?
これは私だけでなくここにいる社員全員が感じていることだと思いますが、インターン生の彼らと一緒に働くことで新鮮でエキサイティングな環境になったと感じました。

Q. インターン生を歓迎していただいているのはどうしてですか?
私たちがインターン生を受け入れているのは、文化交流に多くのメリットがあると考えるからです。私たちは日本の企業なので、彼らのおかげで日本の文化も学ぶことができています。
インターン生にはこの期間で事業がどのように運営され、発展しているのかについて学んでもらいたいと思っています。

Q. インターン生と一緒に働いて三週間程経ちましたが、彼らに対してどのように感じていますか?
私たちは2名のインターン生をサポートをしていますが、彼らは親切で、親しみやすく、とても熱心に働いています。

Q. 今後もインターン生を受け入れたいと考えていますか?
そうですね。インターン生を受け入れることで私たちに沢山のいい影響がもたらされたので、今後も受け入れたいです。

Q. 今後インターンを希望する学生に向けて一言お願いします。
とてもシンプルなことですが、躊躇せず挑戦してください。特にCapichiのようなスタートアップの企業でインターンシップをすることで、ビジネスや文化について沢山学ぶことができます。その経験は将来のキャリアに大いに役立つはずです。

《COO 田中翔一郎さん》

Capichi ‐ COO田中さん

Q. Capichiではどのような社内教育をされていますか?
弊社はスタートアップなので、OJT(仕事をしながら教える)というスタイルが基本です。営業の場合は先輩社員や上司がお店に行く時に同行し、提案している様子を実際に見て勉強することが基本です。
また、弊社はデジタルマーケティングに力を入れており、マーケティングのような専門性が高い部門は時々勉強会を開いています。勉強会では上司も部下も関係なく皆で話し合いをし、より多くのユーザーにCapichiを利用してもらうきっかけになるよう、取り組んでいます。

Q. インターン生を受け入れようと思った理由を教えてください。
GA(現地インターン支援企業)の社長や社員と知り合いで、声をかけてもらったことがきっかけです。
以前、ベトナム人のインターンシップを受け入れた経験があったため受け入れに対するハードルは低く、せっかくだからやってみようということで引き受けました。

Q. インターン生にどのような仕事をお願いしましたか?
今回のインターンシップのコンセプトは「いろいろな部門を見てもらおう」でした。
一週目は、Capichiのクライアントやユーザー、サービスについての理解を深めるため営業部で仕事をしてもらいました。
二週目は営業部での経験を活かし、マーケティング部でのお仕事をお願いしました。どんな飲食店と、どんなコラボすると効果的なのかを考え企画してくれました。
三週目は今までの経験をフル活用して、自分で考案したビジネスプランを社長にプレゼンしてもらいました。

Q. 「いろいろな部門を見てもらおう」というコンセプトに決めたきっかけはありますか?
せっかくCapichiでインターンするなら、Capichiでしかできない、Capichiならではの仕事を経験してもらいたいという考えからです。
ベトナムでインターンをするとしても、弊社のようにスタートアップでBtoCの日系企業はほとんどないので、弊社でしか得られない学びがあるはずだと思いました。

Capichi ‐ COO田中さん

Q. インターン生を受け入れることで会社にとってどのような影響がありましたか?
社内の9割がベトナム人という環境に若い日本人が2人加わったことはとても大きな変化で、会社の雰囲気が一変しました。
日本人が作った会社ではありますが、日本人が少ないのでベトナム人にとって日本人は外国人なんです。
英語で話さなければお互いにコミュニケーションができないことや、日本の若い人がどのように考えているのか知ることができたのは社員にとって大きな刺激になったと思います。
今回インターン生の2人にはベトナム人のメンターをつけました。そのメンター達はもともとチームを持つリーダーではありませんでした。
なので、今回のインターンシップで彼女達がメンターとして、今までの自分の仕事とは違う、誰かをリードして一緒に仕事し、プロジェクトを進める経験をしてもらえたのは大きな成果だったと思います。
この経験でリーダーとしての意識や誰かと一緒に仕事をするための段取りの仕方や何に気を付けるべきか学ぶことができたはずです。

Q. 一方で大変だと感じたことや苦労したことはありますか?
あまりなかったと思います。

Q. それほどインターン生を受け入れる体制が整っているのでしょうか?
まだまだこれからといったスタートアップの会社なので他の会社と比較したときに十分にケアできていたかはわかりません。
ですが、いろいろな仕事がありいろいろな人々がいる中でインターン生が自分で仕事を見つけて取り組んでくれたのでとても助かりました。

Q. 今後インターンを希望する方に向けてメッセージをお願いします。
インターンシップは、日本でやるのとベトナムでやるのとでは意味合いが大きく変わってくると思います。日本であれば気軽に何度でもインターンにチャレンジできると思いますが、国を跨ぐインターンですとそうはいきません。
貴重な機会だからこそ、ベトナムでやりたいことや目標を事前に考えることが大切です。
会社によって異なりますが、弊社のようにインターン生がやりたいことに挑戦させてもらえる環境だと前のめりに意思表示をすることで大きな価値が得られるのではないでしょうか。

インターン生インタビュー:Nさん・Tさん (中央大学/国際経営学部)

Capichi日本人学生インターンNさん、Tさん

Q. なぜインターンに行こうと思ったんですか?
N:理由は3つあります。1つ目は自分にとって馴染みのないベトナムという国へ行き、経済発展の裏側を知りたいと思ったからです。実際に働く中で、優秀な方々と関わることができ、このような人達のおかげでベトナムの経済は発展しているという発見がありました。
2つ目は海外で英語を使って働くとはどのようなことなのか興味があったからです。
3つ目はこれからの日本でのインターンシップや就活の前に実務経験を積むことで自信につなげたいと思ったからです。

T:今までの長期休みはメリハリなく過ごしていたので、春休みこそは自分の身になるような何かをしたいと思い、色々調べる中でこの海外インターンを知りました。
元々東南アジアの経済発展に興味があったので、ベトナムでのインターンに参加することにしました。

Q. インターンの内容を簡潔に教えてください。
2人:店舗とCapichiの合同キャンペーンの作成や、Capichiに登録していない店舗の調査、社員の前で日本の文化に関するプレゼンテーション、Capichiのアプリの改善点を探すことや他の企業の方とのミーティングに参加しました。

Q. インターンを通してどのようなことを得ましたか?
T:海外で仕事をすることの実情を学ぶことができました。元々マーケティングの仕事に興味があり、マーケティングチームと仕事をする中でマーケティングの楽しさを知り、
それにかかわる仕事に就きたいと思うきっかけになりました。また、アルバイトと社員として働くことの違いは仕事に対する真剣さだと気づくことができました。

N:「どうしたらより良くなるのか」を考えることが好きなので、事業をよりよくするための詳細な企画書の作り方を学ぶことが目標でした。
様々な仕事を経験した中で、ターゲットの絞り方やキャンペーン内容の具体性、広告の方法などを教えてもらい、自分の目標以上のことを学ぶことができたのは大きな収穫でした。
また英語を絶対に使わないといけない環境だったので英語力も向上したと思っています。

Q. インターンを通して「働くこと」に自分の中でどんな変化がありましたか?
T:一番最初のオリエンテーションで「あるプロジェクトの提案書を出さなければならない時は、必ずやる内容とデッドラインを設けそれに従ってやりましょう」と伝えられました。
それは普段のアルバイトではあまり意識したことがない部分でした。働くことは自分の生活を維持していくためにしていることである以上、真剣に全身全霊で取り組まなければならないことだと感じました。

N:企画書や提案書の作成にあたり「厳密な事前調査」が必要でした。例えば、キャンペーンを作成するには、前のキャンペーンの概要、その結果を見て次はどのように進めていくといい結果を出せるのかについて考えなければなりません。
これは想像以上に手間がかかる仕事で、とても大変でした。しかし仕事を進めていくためにはこのような仕事が大事でもあるという、働かなければわからない発見を得られました。

Capichi日本人学生インターンの仕事風景

Q. Capichiに来て良かったと感じたことはありますか?
N:メンターの方がベトナム人なので、コミュニケーションを取るためには英語を使わなければなりません。常に英語を使う環境にあるということは英語をあまり使わない職場と比べるとアドバンテージだと思います。
スタートアップで従業員数があまり多くない分、社員一人ひとりの個人の能力が高く、それが自分のモチベーションを上げるきっかけでした。
厳しい意見を求めると、徹底的にフィードバックをしてくれるところも自分に合った環境だと感じています。

T:最終的に自分は起業したいと考えています。Capichiは立ち上げてから4年目のスタートアップの企業です。起業するとはどういうことなのか、また成長真っ只中の会社の内情を知ることができたのはいい経験になりました。
また自分のことを即戦力として様々なタスクを与えてもらい、自分の身になることを沢山経験できたのはありがたかったです。

Q. 今後インターンを希望する方に向けて一言お願いします。
T:大学に入ったら留学したいというイメージを思い浮かべている人が多いと思います。留学して机上で学問を学ぶよりもインターンで実際に実務を見る、経験する方が今後の役に立つと思います。
留学だけでなく、インターンという選択肢もあることを知ってもらいたいです。

N:インターンした方がいいと思います。できれば短期よりも長期の方がいいのではないでしょうか。今回のインターンのように1か月では、業務を覚えたころに終わってしまうのでこれで終わりかと寂しい気持ちがあります。
Capichi社長のお言葉を拝借して、半年、一年、休学してもいいからインターンをやったらいいと思います。



今回のインタビューでは、スタートアップならではのスピード感や多様な挑戦の場が、学生だけでなく社内にも大きな刺激を与えていることが印象的でした。
ご協力いただいたCOOの田中様、HRマネージャーのNguyen様、そしてインターン生のNさん、Tさん、貴重なお時間をありがとうございました。

インターン受入に関心をお持ちの企業様へ

Capichi様の事例のように、インターン生の受け入れは社内の活性化や社員教育に直接的な効果をもたらします。インターン事業の具体的な内容や他の事例については、弊社のサービス資料にて詳しく紹介しています。

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