ベトナム進出にあたり、ビジネスに最適な工業団地を選定することは社運が掛かっていると言っても過言ではありません。本記事ではロケーションや契約条件などポイントを解説していきます。
※GAグループでは製造業さまの進出にあたり以下のサポートを行っております。
GAグループがお手伝いできるサービス内容
1. | クライアントの業態に合った工業団地の選定 |
2. | 土地購入代、賃料等の契約条件の確認 |
3. | 現地視察の同行、又は代行(ビデオ撮影、Zoomで実況中継、他) |
4. | デベロッパーとの交渉・契約締結フォロー |
5. | IRC/ERC/EIAなどのライセンス申請手続きのサポート |
6. | スタッフの人材紹介。(管理職、総務・経理、通訳、エンジニア、他) |
7. | 業者の紹介(会計事務所、内装工事業者、警備会社、他) |
8. | スタートアップ時のレンタル&バーチャルオフィスの提供(Sotochika) |
9. | その他:OEMの委託先探し、などもお手伝いしております |
目次
I).工業団地の区分(タイプ・開発会社)
II).工業団地選定のポイント
I).工業団地の区分(タイプ・開発会社)
<工業団地のタイプ>
1)土地分譲:土地の使用権は最大でも50年。残存年数の確認要。
※土地分譲は1ha~が一般的
2)レンタル:標準仕様のレンタル工場
※ミニマムの契約年数は工業団地によって異なるが、最低3年~5年
3)BTS (Build to Suit):デベロッパーがテナントのオーダーメイドの工場・倉庫を一旦費用を建替えて建設し、テナントが5~10年のリース契約で建設費と土地代を支払うスキーム。
<工業団地の開発会社>
1)日系資本:住友商事(タンロン)、双日(ロンドウック)などの日系大手商社が投資・開発
2)非日系外資:欧米やシンガポール、タイの企業が投資・開発
(BW Industrial、Deep C、VSIP、Mapletree、Amata)
3)ローカル資本:ベトナム政府系企業や民間企業が投資・開発
(Bacamex、Viglacera、KCN、Kizuna、Long Hau、Protrade 、Tinnghia)
II).工業団地選定のポイント
1.ロケーション:
1)国内に納品先がある場合は、その近くが便利
2)電気・電子、自動車等の「すそ野産業」は北部が有利(Queen Beeが北部に多い)
3)ハイテク産業は税制優遇措置のあるハイテクパークが有利(サイゴン、ダナン、他)
4)食品、家具、FMCGなどの内需を見込む業種は、メコンデルタに近く人口が多い南部が有利
2.業種
1)めっき・染色・リサイクルなどの業種は、限られた地域でしかライセンス申請ができない(Ha Nam省/北部、Ba Ria-Vung Tau省/南部は比較的、環境申請の基準が緩い。)
2)ゴムやプラスチックなどの業種は、ライセンス申請のサポートが必要な場合が多い。
*より詳しい内容はこちらから資料をダウンロード → https://r-vietnam.com/contents-download/Industrial-park-situation-in-Vietnam.html
3.契約条件
1)土地購入の場合:土地使用権の残存年数等
2)レンタル工場の場合:途中解約ができるのか等
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This blog was written by HIROSHI.
海外での勤務経験通算31年(アメリカ5年、シンガポール10年、ベトナム16年)
2007年からベトナムに拠点を移し、アメリカ系の工業団地管理会社で日系製造業の誘致を担当
2021年9月からGAコンサルタントに転職し、主に日系製造業のベトナム進出支援や、人事労務のコンサルティングを担当
スタッフ紹介はこちら
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ベトナム進出にあたり、ビジネスに最適な工業団地を選定することは社運が掛かっていると言っても過言ではありません。本記事ではロケーションや契約条件などポイントを解説していきます。
※GAグループでは製造業さまの進出にあたり以下のサポートを行っております。
GAグループがお手伝いできるサービス内容
1. | クライアントの業態に合った工業団地の選定 |
2. | 土地購入代、賃料等の契約条件の確認 |
3. | 現地視察の同行、又は代行(ビデオ撮影、Zoomで実況中継、他) |
4. | デベロッパーとの交渉・契約締結フォロー |
5. | IRC/ERC/EIAなどのライセンス申請手続きのサポート |
6. | スタッフの人材紹介。(管理職、総務・経理、通訳、エンジニア、他) |
7. | 業者の紹介(会計事務所、内装工事業者、警備会社、他) |
8. | スタートアップ時のレンタル&バーチャルオフィスの提供(Sotochika) |
9. | その他:OEMの委託先探し、などもお手伝いしております |
目次
I).工業団地の区分(タイプ・開発会社)
II).工業団地選定のポイント
I).工業団地の区分(タイプ・開発会社)
<工業団地のタイプ>
1)土地分譲:土地の使用権は最大でも50年。残存年数の確認要。
※土地分譲は1ha~が一般的
2)レンタル:標準仕様のレンタル工場
※ミニマムの契約年数は工業団地によって異なるが、最低3年~5年
3)BTS (Build to Suit):デベロッパーがテナントのオーダーメイドの工場・倉庫を一旦費用を建替えて建設し、テナントが5~10年のリース契約で建設費と土地代を支払うスキーム。
<工業団地の開発会社>
1)日系資本:住友商事(タンロン)、双日(ロンドウック)などの日系大手商社が投資・開発
2)非日系外資:欧米やシンガポール、タイの企業が投資・開発
(BW Industrial、Deep C、VSIP、Mapletree、Amata)
3)ローカル資本:ベトナム政府系企業や民間企業が投資・開発
(Bacamex、Viglacera、KCN、Kizuna、Long Hau、Protrade 、Tinnghia)
II).工業団地選定のポイント
1.ロケーション:
1)国内に納品先がある場合は、その近くが便利
2)電気・電子、自動車等の「すそ野産業」は北部が有利(Queen Beeが北部に多い)
3)ハイテク産業は税制優遇措置のあるハイテクパークが有利(サイゴン、ダナン、他)
4)食品、家具、FMCGなどの内需を見込む業種は、メコンデルタに近く人口が多い南部が有利
2.業種
1)めっき・染色・リサイクルなどの業種は、限られた地域でしかライセンス申請ができない(Ha Nam省/北部、Ba Ria-Vung Tau省/南部は比較的、環境申請の基準が緩い。)
2)ゴムやプラスチックなどの業種は、ライセンス申請のサポートが必要な場合が多い。
*より詳しい内容はこちらから資料をダウンロード → https://r-vietnam.com/contents-download/Industrial-park-situation-in-Vietnam.html
3.契約条件
1)土地購入の場合:土地使用権の残存年数等
2)レンタル工場の場合:途中解約ができるのか等
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This blog was written by HIROSHI.
海外での勤務経験通算31年(アメリカ5年、シンガポール10年、ベトナム16年)
2007年からベトナムに拠点を移し、アメリカ系の工業団地管理会社で日系製造業の誘致を担当
2021年9月からGAコンサルタントに転職し、主に日系製造業のベトナム進出支援や、人事労務のコンサルティングを担当
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