Q: 「私は今ベトナム在住で仕事を探していますが、他にどういった方々がベトナムで働きたいと希望しているのでしょうか?」 |
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| 関本: 最近はベトナムの認知度も大分高まってきたことも影響し、様々な国に住む日本人がベトナム就職に興味を持ち始めています。英語圏であるカナダ、オーストラリア、アメリカからは「留学後そのままベトナムで就職してみたい」、中国・タイ・インドネシアなどからは「次に成長性が見込めるのはベトナム、だからベトナムに移り住みたい」といった風に求職の相談をお寄せ頂いています。とはいえ、大多数は日本在住、ベトナム在住の方々からになります。 |
南子: 皆さんどの様に仕事を探しているのでしょうか。
関本: 仕事を探す方法としては圧倒的に人材紹介会社経由が多いと思われます。
既に人材紹介会社が持つ日本人向け求人サイトもかなりの数がありますし、また、日本国内のサイトでも最初からベトナムでの採用であると書いた求人もあります。
もともと知人がこちらに住んでいらっしゃる方の場合は、ベトナムにいる知人経由で仕事を紹介してもらえるか打診したり、在住者の場合は、フリーペーパーに掲載されている求人欄やベトナム法人を持つ企業のサイトを見て、直接応募をするなどされているようです。最近はベトナムの求人情報を得るソースもかなり増えてきていますので、色々な方法で就職することが可能です。
南子: ベトナムは、就職活動をしやすい国の一つなんですね。
関本: ただ、色々な方法で求人情報を得て応募がしやすくなったと言いましても、やはり海外就職では求人企業と求職者とのマッチングだけでなく、求職者とその国のマッチングも重要になってきます。
弊社でお手伝いさせて頂いているケースでも、ベトナムとの縁が強い方は最終的に内定を得やすい傾向にあるように思います。
南子: それはどうしてですか。
関本: 「ベトナムで生活を長く続けられるか」という点が求人企業・求職者のマッチングの前提条件にあるからではないでしょうか。ベトナムに既にいらっしゃる方、または過去生活したことがある方はその点は問題ないと思われますが、これからベトナム就職を考えられている方へは情報収集はもちろんのこと、一度ベトナムが肌に合うかどうかをじっくり検証されることをお薦め致します。
余談ですが、ベトナムに進出される企業のオーナーさんの中で「料理がうまいから、ここへ何度来ても大丈夫だと思った!」なんて方もいらっしゃいます(笑)。
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