現地採用職でも日本と同様に保険、年金は払ってもらえるのでしょうか?

Q: 「現地採用でも日本と同様に社会保険や年金は会社も負担をしてくれるのでしょうか?」

吉丸:
現地採用職では日本で加入をする社会保険(厚生年金、健康保険等)については会社が払ってくれるケースは殆どないとお考え下さい。

その一方で、会社の負担で海外旅行傷害保険に加入できることが多いですね。
日系および外資のたくさんの保険会社がありカバー内容も様々ですが、一般的には現地のインターナショナルホスピタルを受診でき、お支払いも保険でカバーされます。ベトナムにも日系、フランス系など様々な国の病院があり、設備も整っていますよ。

南子:
医療保険に加入できるのであれば、病気がケガなどの際も安心ですね。
日本では会社に所属しない形になりますが、国民年金や国民健康保険への加入は任意と聞いています。

吉丸:
ご認識の通り、地元の市・区役所へ海外への転出届けを出せば、国民年金への強制加入義務がなくなります。従い、加入は任意となります。実際、既に現地採用職で働いている方の中でも、加入するか加入しないかは分かれているようです。ちなみに、資格期間(保険料納付済期間+国民年金の保険料免除期間などを合算した資格期間)が10年以上あれば老齢年金を受け取ることができますよ。

次に国民健康保険ですが、海外への転出を機に住民登録を抜いている場合は被保険者ではなくなりますので民間の医療保険に加入するケースが多いです。

海外で生活することを選択したという時点で既に大きな決断をされておられると思いますが、このような年金・保険の扱いについても、ご自分の意志でお決め頂く必要があります。また自らの将来計画や価値観なども加味してご判断下さい。


南子:
「年金受給に頼るよりも今の段階から貯蓄した方がいい」という考えや、今後日本へ戻る予定の有無によっても変わりますね。メリット・デメリットを考えて、「自分で決める」ことが大切なんですね。

吉丸:
仰るとおりです。年金や保険など、日本だと強制的に加入したりルールで決まっているケースが多く、特に意識をしたり考えたりする必要性はないように思います。一方で、現地採用職の基本は「自分で決めて、自己責任を取る。」です。どうしても手厚い福利厚生がなくては、という方の場合は現地採用よりも日本での就職活動で進める方が間違いはありません。
海外で働きながら自ら考え最適な人生を見つけていくことを魅力と感じるようでしたら、ぜひご決断くださいね。

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