2025.08.25

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ベトナム就職なら営業職が面白い!〜現地で働く魅力とリアルな一日とは?〜

みなさん、こんにちは。キャリアコンサルタントの奥平です。

「海外で営業って、実際どうなんだろう?」
「ベトナムで働くってイメージがわかない…」
そんな方にこそ知ってほしい、ベトナムでの営業職の醍醐味や一日のスケジュールをご紹介します。

わたし自身、日本とベトナムの両方で営業経験がありますが、仕事の進め方や求められる役割は思った以上に違いがあります。
「営業=しんどい」というイメージが、少し変わるかもしれません。ベトナムならではの営業の魅力を、ぜひ知ってもらえたら嬉しいです!

なぜベトナムで日本人営業が必要とされるのか?

日本のビジネスマナーや仕事の進め方は、他国と比較すると独特なところがあります。
例えば、緊急を要する事案について、何が問題でどう解決するのかは、日本人同士だからこそ共通の認識や理解を光のスピードで得られることが多いです。

良し悪しはさておき、多様性を重んじる諸外国では10人いれば10通りの意見が出ることでしょう。一方で日本の文化の中で育ってきておりますと、多少の意見の違いはあれども、それをどう近づけて同じ方向を向き進めていくのかを決めるまでにはそう時間はかかりません。

単純に日本語が話せるというだけでなく、行間や背景まで汲み取ったコミュニケーションを図り、相手との良好な関係性を築くという意味では、どうしても日本人にしかできない仕事のひとつが営業職なのです。よって、外資か日系かに問わず、日系顧客を持つ企業では日本人営業の在籍が必須になります。

ベトナムの営業職の1日のスケジュール例

一例にはなりますが、ハノイ在住のある日本人営業職の1日の流れを見ていきましょう。

 

7:50 起床
8:30 出発
8:40 バインミーとコーヒーで朝ごはん
朝ご飯は外で食べるのが一般的です。お値段200円~300円程度でリーズナブル

Tuhu Bread

9:00 出社
自宅からオフィスまで5分~15分圏内というケースが多く、徒歩やタクシーなど楽々通勤が魅力的です。

9:30 メールチェックと社内ミーティング
10:00 知人からご紹介の企業と商談
12:00 異業種のビジネスパーソンとパワーランチ

💡ベトナムでは社会やビジネスの変化が早く、リアルな情報を持っている人とのつながりが何よりの武器になります。
日本人同士のネットワークが強いベトナムでは、紹介や口コミで仕事が動くこともしばしば。
商工会や交流イベント、オフ会など様々なイベントも開催されています。そういったところにも顔を出すことで、自然と人脈が広がり、新たなビジネスチャンスやキャリアの可能性にもつながっていきます

日本食ランチ

13:30 ビジネスニュースやWEBサイト、コラムなどでベトナム最新動向をキャッチアップ
​​ベトナムは日本や世界のビジネスと深く関わっており、日々の変化がとても速い国です。
自分が関わっている業界だけでなく、他分野のニュースや経済動向にも目を向けることで、市場の動きに対する“先読み力”や“ビジネス感覚”を養うことができます。

特に以下のサイトは、現地在住のビジネスパーソンにも定番の情報源。毎日チェックする習慣をつけておくと、営業先との会話にも活かせます

<おすすめサイト>
・Vietjo:https://www.viet-jo.com
・Vetter:https://wkvetter.com
・VietBiz:https://vietbiz.jp/
・Vietnamexpress:https://e.vnexpress.net

会議室の写真

14:00 新規進出予定企業とオンラインMTG
立ち上げフェーズのお客さまと一緒にイチからビジネスをつくるお手伝いができるのもやりがいのひとつ。ベトナムの業界動向などをしっかりと答えられることが大切です。

15:00 対応中案件のメール対応や事務作業

16:30 フルーツを食べて休憩
マンゴーやパパイヤ、ドラゴンフルーツなどオフィスの誰かが必ずフルーツを差し入れてくれるのはベトナムあるある

18:00 日報を送って本日も終了!
ベトナムでは残業はほとんどなく、メリハリをつけて働けるのも魅力!

18:30 同年代の友人と飲み会
21:30 帰宅

営業職の種類と特徴

営業職は一括りにされがちですが、実際には働く業界や扱う商品によって大きく異なるタイプがあります。ここでは特に代表的な2つのタイプをご紹介します。

1. 受注生産型の営業

メーカーや広告代理店、商社、専門サービスなどに多く見られるタイプです。
この営業は、新規開拓だけでなく、その後のフォローや納期管理、品質チェックなど多岐にわたる業務を担います。
顧客との長期的な関係を築き、次の受注やビジネス拡大の提案を行うため、細やかな気配りやこまめなコミュニケーションが求められます。
「飛び込み営業」のようなイメージとは異なり、じっくりとお客様に寄り添いながら進めるスタイルです。

2. 定型商品の販売・開拓型営業

すでに完成した製品やサービスを販売する営業で、新規顧客の開拓力が重要になります。
多様な顧客と関わることが多く、新しい刺激を求めたりチャレンジ精神旺盛な方に向いています。
ベトナムでは特に口コミや紹介が営業活動を後押しする力が強いため、根気よく新規開拓を続けることが成功のポイントです。
こうしたタイプの違いを理解し、自分に合ったスタイルを見つけることが大切です。
未経験の方でも、それぞれの特徴を知っておくことで、働くイメージがつかみやすくなるでしょう。

営業職のここが面白い!5つの魅力

電話しているビジネスマン

ベトナムで営業職を経験すると、他では味わえない様々な魅力ややりがいを感じられます。
ここでは、その中でも特に多くの方が実感している5つのポイントをご紹介します。

1.社長と直接商談できるチャンスがある

在ベトナム日系企業に在籍する日本人の数は少ないため、会社の規模を問わずいきなりTOP商談で社長とお話できる機会に恵まれることも珍しくありません。営業の仕事をしていなければお会いすることが無かったであろう方とのお話を通して、経営、マネジメント、人財育成、仕事のマインドなどをコミュニケーションの中から学ぶことができます。

2. 自分のブランド力が武器になる

少ない日本人社会の中では、工夫をすればあなた自身のブランド力を高めることができます。
会合や交流会に積極的に参加をし、特技や自分らしさアピールすることで周囲の方があなたの良さを広めてくれます。会社と自分の両方のブランドを高めることができ、営業として働きやすくなること間違いなしです。

3. 一生モノの仲間ができる

あの日あの時あの場所で、ベトナムで共に戦った日本人同士の絆はとても強いものです。将来的にそれぞれ国が変われども、年齢性別問わず長いお付き合いとなる仲間をつくることができます。

4. 度胸と柔軟性が鍛えられる

不確定なことが多いベトナムで営業のお仕事をしていると、入念な情報収取やシミュレーションをしたうえで、あとは自分自身で決める勇気と度胸が必須。そしてコロコロと変化する情勢の中においては、ちょっとやそっとじゃ驚かない柔軟性と対応力が身につきます。

5. 異文化の中でのマネジメント力が育つ

自社及びその他ビジネスで関わる現地のベトナム人の力を借りなければ、何ひとつとして成しえることはできないでしょう。異文化の中で、多種多様な考えを持つ仲間をどのように結束させ、いかにマネジメントし経営課題に取り組むのかは、営業職だけでなく、ベトナムで仕事をするうえではどんな仕事においても最も必要とされるスキルです。

営業職から広がるキャリアの選択肢

営業職は経験を積むことで、さまざまなキャリアパスが開けます。自分の得意分野や目標に合わせて、専門性を高めたり、マネジメントに挑戦したり、あるいは別のフィールドで活躍する道もあります。

  1. 営業を極めて出世したい方
    プレイングセールスマネジャー→エリアマネジャー→拠点長→統括管理→本社採用 など
  2. マーケティングや事務などバックオフィスなど支える仕事に興味がある方
    プレイングセールスマネジャー→セールスアシスタント/マーケティングリサーチ など
  3. ベトナムでの経験を日本で活かしたい方
    ベトナム向けビジネスを展開する企業やベンチャーに転職 など

よくある質問

営業職を目指す方から多く寄せられる質問と回答をまとめました。気になるポイントの参考にしてください。

Q. 営業未経験でも応募できますか?また、必要な資格やスキルは?

未経験の方でも応募できるケースはあります。ただし、現在の市場では成果経験や基礎力を重視する傾向が強まっており、以前と比べるとハードルは上がっています
特別な資格が必須というわけではありませんが、数値目標を追った経験や法人対応経験、語学力など、営業に通じる要素があると評価されやすくなります。

Q. 女性でも活躍できるのでしょうか?

もちろんです。ベトナムでは女性の日本人営業職も多く活躍しており、男女関係なく実力や成果で評価される風土があります。さらに、女性ならではの細やかな気配りや対応を求める企業も一定数あり、女性ならではの強みを活かせる場面も多いです。
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Q. ベトナムの営業スタイルは日本とどう違いますか?

ベトナムではスピード感と柔軟性がより求められます。また、現地の人脈や口コミを活用することも重要で日本とは異なる営業手法も多いです。

Q. 営業職に英語やベトナム語は必須ですか?

日系企業相手なら日本語だけでも対応可能な場合がありますが、英語やベトナム語ができると対応できる案件が増え、評価も高まります。

Q. ベトナムの営業職の給与相場はどれくらいですか?

企業や業界によって異なりますが、日系企業の日本人営業職の月給は1,700〜2,000USD (GROSS) からスタートするケースが多いです。もちろんこれまでの経験やスキルによってはそれ以上も可能ですので、コンサルタントへご相談ください。

ベトナムで営業職に挑戦してキャリアの幅を広げよう

ベトナムでは営業職のニーズは引き続き存在しており、成長市場の中で挑戦できる魅力的なポジションの一つです。
一方で、現在は成果経験や基礎力を重視する傾向が強まっています。未経験から挑戦できるケースもありますが、選考を突破するためには“営業に通じる強み”を整理し、準備することが重要です。
自分の経験がどのように評価されるのかを理解したうえで、戦略的に動いていきましょう。

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この記事を書いた人

奥平 未来
国家資格キャリアコンサルタント

2015年にベトナムへ移住し、以来ハノイを拠点に日系企業の採用支援に携わる。
現在はG.Aコンサルタンツベトナムのハノイ拠点長として、製造業・商社・サービス業を中心に数百社以上の採用を支援。ベトナム人・日本人双方の転職市場や労働慣習に精通しており、企業文化にフィットする人材採用を強みとしている。