WFHとプロティアンキャリア 第1話
こんにちは!ハノイの奥平です。
ベトナムは今年の4月頃からコロナの感染が広がっています。ハノイやホーチミンなどの主要都市では社会隔離が実施されており自由な外出が難しい状況ですね。道路のいたるところに警察の検問がはられ、外出時には通行証のようなものを見せなくてはなりません。多くの在日系企業さまが通称WFH(ワーク・フロム・ホーム)いわゆる在宅ワークを実施しています。
今日はそんなWFHの生産性が高くなるかも?!しれない「プロティアンキャリア」という理論を考えていきたいと思います。
プロティアン・キャリアは1976年頃にダグラス・ホールによって提唱されました。プロティアンとはギリシャ神話のプロテウスから名づけられており「変幻自在である」ことを意味します。
プロティアン・キャリア=『キャリアとは組織によってではなく個人によって形成されるものでありキャリアを営むその人の欲求に見合うようにそのつど方向転換されるものである。』さらに『移り変わる環境に対して、自己志向的に変幻自在に対応していくキャリアともいえる』というのがホールの考えです。
※現代におけるプロティアンキャリアについてはこちらのサイトも参考になります!
https://protean-career.or.jp/about/
さて、コロナにより多くの企業がテレワークなどの多様な働き方を実施せざるを得なくなり、同時に従来通り「時間」で従業員を管理することの難しさに直面をしています。こうした背景から、多くの大手企業がジョブ型雇用の導入・拡充へ積極的な姿勢を見せています。 (ジョブ型雇用はこちらも参考に→https://sogyotecho.jp/jobgatakoyou/)
ジョブ型雇用は「仕事を人に合わせる」と言われているように、働く時間や場所に捕らわれず多様な働き方を可能にしてくれる側面があります。すべての人が自分らしく働ける世の中の実現といった観点においても、今後益々注目されることでしょう。 一方で仕事の成果で報酬が左右されるため、ジョブ型雇用時代に活躍するためには、時代に合わせたより専門性の高い知識やスキルを個人で獲得していく必要があります。ダグラス・ホールが言っている主体的に変幻自在にキャリアをデザインしていくプロティアンキャリア形成を意識することが大切になりますね。
~第2話につづく~
参考:新版 キャリアの心理学【第2版】―キャリア支援への発達的アプローチ
WFHとプロティアンキャリア 第1話
こんにちは!ハノイの奥平です。
ベトナムは今年の4月頃からコロナの感染が広がっています。ハノイやホーチミンなどの主要都市では社会隔離が実施されており自由な外出が難しい状況ですね。道路のいたるところに警察の検問がはられ、外出時には通行証のようなものを見せなくてはなりません。多くの在日系企業さまが通称WFH(ワーク・フロム・ホーム)いわゆる在宅ワークを実施しています。
今日はそんなWFHの生産性が高くなるかも?!しれない「プロティアンキャリア」という理論を考えていきたいと思います。
プロティアン・キャリアは1976年頃にダグラス・ホールによって提唱されました。プロティアンとはギリシャ神話のプロテウスから名づけられており「変幻自在である」ことを意味します。
プロティアン・キャリア=『キャリアとは組織によってではなく個人によって形成されるものでありキャリアを営むその人の欲求に見合うようにそのつど方向転換されるものである。』さらに『移り変わる環境に対して、自己志向的に変幻自在に対応していくキャリアともいえる』というのがホールの考えです。
※現代におけるプロティアンキャリアについてはこちらのサイトも参考になります!
https://protean-career.or.jp/about/
さて、コロナにより多くの企業がテレワークなどの多様な働き方を実施せざるを得なくなり、同時に従来通り「時間」で従業員を管理することの難しさに直面をしています。こうした背景から、多くの大手企業がジョブ型雇用の導入・拡充へ積極的な姿勢を見せています。 (ジョブ型雇用はこちらも参考に→https://sogyotecho.jp/jobgatakoyou/)
ジョブ型雇用は「仕事を人に合わせる」と言われているように、働く時間や場所に捕らわれず多様な働き方を可能にしてくれる側面があります。すべての人が自分らしく働ける世の中の実現といった観点においても、今後益々注目されることでしょう。 一方で仕事の成果で報酬が左右されるため、ジョブ型雇用時代に活躍するためには、時代に合わせたより専門性の高い知識やスキルを個人で獲得していく必要があります。ダグラス・ホールが言っている主体的に変幻自在にキャリアをデザインしていくプロティアンキャリア形成を意識することが大切になりますね。
~第2話につづく~
参考:新版 キャリアの心理学【第2版】―キャリア支援への発達的アプローチ