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月餅とは?~ベトナムの中秋節の過ごし方~

Aug 31, 2022, posted in ベトナム生活お助け情報
月餅とは?~ベトナムの中秋節の過ごし方~


こんにちは、ハノイオフィスのHiroです。

最近ハノイの大きな通り沿いには月餅の屋台がでているのを目にします。

突如あらわれた露店の数々。現地にお住まいの方は、これがどんなものなのか気になった方が多いのではないでしょうか?本日は、ベトナムの文化と併せて、ハノイでイチオシの月餅をご紹介していきます。

【なぜこのシーズンに?】
日本には「十五夜」にすすきを飾り、満月を見ながら月見団子を食べる伝統がありますね。日本の「十五夜」にあたるものが、ベトナムの中秋節です。月餅は毎年この「中秋節」に食べるのがベトナムの伝統。「中秋節」は旧暦の8月15日、新暦ですと今年は9月10日です。

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ベトナムで中秋節は「テト・チュン・トゥー(Tết Trung thu)」と呼ばれています。中秋節には、お正月のように家族で集まってご飯を食べるのが主流で、宴会の最後には「ファー・コー」という、月餅やお供えものをバラバラにしたり、奪い合ったりする習慣があるそうです。また「子どものための日」とも言われており、学校で先生からお菓子をもらえることもあるそうですよ。
日本に比べて賑やかなのもベトナムの中秋節の特徴で、街では灯籠行列が行われたり、獅子舞の踊りを見ることができます。9月の中秋節当日に向けて、8月下旬から街中が中秋節準備モードに突入します。

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こちらは、中秋節の飾りつけ準備で賑わうハノイ旧市街にあるハンマー通りの様子です。普段はおもちゃ通りと言われているこの通りですが、中秋節前には、所狭しと専用の飾りつけが並べられ、買い求める人で賑わいます。下の写真のような星形の飾りが人気なようで、沢山売られています。

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【月餅とは?】
月餅とは写真のような形をしたお菓子です。この形は満月の月を模していて、円満と幸福の象徴とされているそうです。

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発祥は中国の唐の時代と言われており、昔はお供え物として中秋節に食べられていましたが、時代の変化とともに現代では、中秋節の贈り物に用いられるようになりました。
豪華なラッピングで売られているのも納得です。

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【ローカルスタッフおすすめの月餅】
8月中旬あたりから専用露店が出始め、コーヒーショップ、スーパーでも、月餅が売られはじめます。メーカーがありすぎて、どれを買ったらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、ローカルスタッフに聞いてみたところ「キンドー(Kinh Do)」の月餅が味、値段ともにおすすめとのことです。確かに街中でたくさん見かけます。

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【気になる月餅のお味は…?】
スタンダードな月餅の中身は、緑豆の餡、塩漬けうずら卵、豚肉が入っていることが多いそうです。今回、私が食べたのは、抹茶味の月餅です。一つ80,000VND(およそ470円)程度で買いました。一個100,000VND(およそ590円)程が相場のようです。
断面を見てみると、真ん中にしょっぱく味付けてある黄身が入っていました。こちら満月を模しているそうです。見た目も満月の形、中にもさらに満月があるとなると、縁起がよさそうです。

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肝心のお味は、全体的にとても甘く、抹茶の良い香りでほっこりするお味です。手のひらにちょうど乗るサイズ感で、ずっしりと食べ応えがあります。一人でまるまる食べるのではなく、数人で分け合って、お茶を飲みながら食べるのが通例のようです。
★最後に
街中を歩くと目にする、月餅屋さん。写真で紹介したお店以外にも、チョコレート専門店のチョコ味月餅や、きな粉やあんこの日本人馴染の味のものも楽しめるようです。
お気に入りの月餅を探してみてはいかがでしょうか?

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月餅とは?~ベトナムの中秋節の過ごし方~

Aug 31, 2022, posted in ベトナム生活お助け情報
月餅とは?~ベトナムの中秋節の過ごし方~


こんにちは、ハノイオフィスのHiroです。

最近ハノイの大きな通り沿いには月餅の屋台がでているのを目にします。

突如あらわれた露店の数々。現地にお住まいの方は、これがどんなものなのか気になった方が多いのではないでしょうか?本日は、ベトナムの文化と併せて、ハノイでイチオシの月餅をご紹介していきます。

【なぜこのシーズンに?】
日本には「十五夜」にすすきを飾り、満月を見ながら月見団子を食べる伝統がありますね。日本の「十五夜」にあたるものが、ベトナムの中秋節です。月餅は毎年この「中秋節」に食べるのがベトナムの伝統。「中秋節」は旧暦の8月15日、新暦ですと今年は9月10日です。

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ベトナムで中秋節は「テト・チュン・トゥー(Tết Trung thu)」と呼ばれています。中秋節には、お正月のように家族で集まってご飯を食べるのが主流で、宴会の最後には「ファー・コー」という、月餅やお供えものをバラバラにしたり、奪い合ったりする習慣があるそうです。また「子どものための日」とも言われており、学校で先生からお菓子をもらえることもあるそうですよ。
日本に比べて賑やかなのもベトナムの中秋節の特徴で、街では灯籠行列が行われたり、獅子舞の踊りを見ることができます。9月の中秋節当日に向けて、8月下旬から街中が中秋節準備モードに突入します。

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こちらは、中秋節の飾りつけ準備で賑わうハノイ旧市街にあるハンマー通りの様子です。普段はおもちゃ通りと言われているこの通りですが、中秋節前には、所狭しと専用の飾りつけが並べられ、買い求める人で賑わいます。下の写真のような星形の飾りが人気なようで、沢山売られています。

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【月餅とは?】
月餅とは写真のような形をしたお菓子です。この形は満月の月を模していて、円満と幸福の象徴とされているそうです。

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発祥は中国の唐の時代と言われており、昔はお供え物として中秋節に食べられていましたが、時代の変化とともに現代では、中秋節の贈り物に用いられるようになりました。
豪華なラッピングで売られているのも納得です。

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【ローカルスタッフおすすめの月餅】
8月中旬あたりから専用露店が出始め、コーヒーショップ、スーパーでも、月餅が売られはじめます。メーカーがありすぎて、どれを買ったらいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
そこで、ローカルスタッフに聞いてみたところ「キンドー(Kinh Do)」の月餅が味、値段ともにおすすめとのことです。確かに街中でたくさん見かけます。

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【気になる月餅のお味は…?】
スタンダードな月餅の中身は、緑豆の餡、塩漬けうずら卵、豚肉が入っていることが多いそうです。今回、私が食べたのは、抹茶味の月餅です。一つ80,000VND(およそ470円)程度で買いました。一個100,000VND(およそ590円)程が相場のようです。
断面を見てみると、真ん中にしょっぱく味付けてある黄身が入っていました。こちら満月を模しているそうです。見た目も満月の形、中にもさらに満月があるとなると、縁起がよさそうです。

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肝心のお味は、全体的にとても甘く、抹茶の良い香りでほっこりするお味です。手のひらにちょうど乗るサイズ感で、ずっしりと食べ応えがあります。一人でまるまる食べるのではなく、数人で分け合って、お茶を飲みながら食べるのが通例のようです。
★最後に
街中を歩くと目にする、月餅屋さん。写真で紹介したお店以外にも、チョコレート専門店のチョコ味月餅や、きな粉やあんこの日本人馴染の味のものも楽しめるようです。
お気に入りの月餅を探してみてはいかがでしょうか?

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