明日からできる
あくせく働かなくてもパフォーマンスをあげる方法
~結果期待について考えてみましょう~
こんにちは。ハノイの奥平です!
~前回のあらすじ~
社会認知的キャリア理論(SCCT)は人の認知に着目をしています。キャリアディベロップメントやキャリアの意思決定においては、物事をどう捉えるのかということが重要になってくるという考え方です。理論の中核は「自己効力感」「結果期待」「目標設定」の3点。
SCCT理論の中核は先に示した3点ですが、今回は結果期待に焦点を当てたいと思います。
・結果期待
→この仕事をするとどうなるのか?ということです。
結果期待は大きく3つに分類されます。
①物理的な成果:報酬や賞など
②自己評価的成果:自分自身の基準を達成したことへの満足感
③社会的成果:褒められる、地位が高まるなどの周囲からの評価
わたしの当時の認知ではありますが、日本で働いていた時は「この仕事を達成したところで、私と同様の経験やスキルを持っている人はたくさんいる。私にしかできない仕事など無い。いつか必要とされなくなるかもしれない。」という考えから抜け出すことができませんでした(もちろんこれも私の偏った認知が作り出した世界です)。
一方でベトナムですと、とかく前例が少ない状況で仕事に取り組みますため、日本と比較すると自分だけが体験できる場面に出くわすことが多いです。とある特殊ケースで候補者さんのビザ発給のために、ハノイの移民局に何回も足を運び、制服姿の強面な担当官に必死で交渉したのは、私だけの貴重な体験です。
この仕事を達成して誰でもない私だけのスキルを獲得する(結果期待)
↓
自主的に仕事に取り組む(行動、パフォーマンスの変化)
↓
新たなスキルを獲得しシンボリックな実績に繋がる(結果、成果)
といったサイクルを「自分ために時間を費やす」ことで回していると思います(まだまだ充分な実績には達していませんが)。
まとめ
一度きりの人生。せっかくなら自分のために働きたいですし、そうすることで結果として会社や社会に貢献出来たり、身近にいる大切な人の役に立てたら、充実した毎日を送ることができますよね。
あくせく働いていると感じたら、自分にとっての仕事の結果期待は何だろう?ということを振り返ってましょう。そして、オリジナルの経験を積みたい方はぜひベトナムへ!