2021.05.17

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ちょっとモチベーションが上がるキャリアのお話し 第1話 ― プランド・ハップンタンス理論で考える偶然の活かし方

こんにちは。ハノイオフィスの奥平です! 私からはちょっとモチベーションがあがるキャリアのお話しを3回に分けてお話しさせていただきます。

第1話:プランド・ハップンタンス理論(計画された偶然理論)

突然やってきたコロナは現在(2021年5月現在)も私たちの生活を脅かし、その長期化にそろそろ精神的にも疲れてきた今日この頃。ちょっとでも気持ちが元気になるように、キャリアをポジティブに捉える考え方を紹介したいと思います。

キャリアに関する理論は様々ありますが、今回は”プランド・ハップンタンス理論(計画された偶然理論)”に注目してみます。これは1999 年にクルンボルツ、ミッチェル、レヴィン(Krumboltz, Mitchell & Levin)らによって提唱されました。

この理論では「偶然の出来事は人のキャリアに大きな影響を及ぼし、かつ望ましいものである。」と主張しています。

先の見通しが立ちにくい近年においては、キャリアにおける偶然の出来事の影響を軽視せず、むしろ積極的に取り込み、より良いキャリア形成に活用してみようというものです。

コロナは誰もが予期していなかった事態。周りの環境が大きく変化した人も多いことと思います。わたし自身の仕事においても、コロナにより様々な変化が起きました。特に海外就職を支援しているという点で、渡航の難易度やVISAや労働許可証の発行が厳しくなり、希望していたキャリアが叶わず、今後の方向性に迷う候補者さまと出会う機会が多くなりました。そのような出会いを通して、自分の無力さを改めて痛感し、これまでの自分の仕事スタイルを見つめなおす機会となり、キャリアに関する理論を勉強するきっかけとなりました。

次回は、偶然の出来事をキャリアに活かす考え方と、私自身の体験を通した具体的なスキルをご紹介します。
>> 2話に続く

【参考文献】
独立行政法人 労働政策研究・研修機構 JILPT 資料シリーズ No.165
職業相談場面におけるキャリア理論及びカウンセリング理論の活用・普及に関する文献調査
https://www.jil.go.jp/institute/siryo/2016/documents/0165.pdf
 

この記事を書いた人

奥平 未来
国家資格キャリアコンサルタント

2015年にベトナムへ移住し、以来ハノイを拠点に日系企業の採用支援に携わる。
現在はG.Aコンサルタンツベトナムのハノイ拠点長として、製造業・商社・サービス業を中心に数百社以上の採用を支援。ベトナム人・日本人双方の転職市場や労働慣習に精通しており、企業文化にフィットする人材採用を強みとしている。