ベトナムで得たスキルや経験を活かし日本で飛躍
海外就職先としてメジャーになりつつあるベトナム。今回インタビューをお願いしたYさん(女性)は、当初は英語に全く自信が無かったものの、ベトナムでの就業を経て現在は日本で英語を使ったお仕事に従事しています。
更なるキャリアステップを実現し続ける彼女に、ベトナム就職を振り返ってもらいました。
~Yさんについて~
ベトナムに5年間在住し、在ベトナム日系企業2社で働いたご経験をお持ちです。現在は日本に戻り証券会社のミドルオフィス(ポストトレード処理、リスク管理、トレーダーサポート、カスタマ―サービス、システム管理等)に所属しています。
目次
・Q.ベトナム就職をしようと思ったきっかけ
・Q日本との違いや、苦労した点
・Q職場の雰囲気
・Q暮らしやすさなど
・Q身についたスキル
Q.ベトナム就職をしようと思ったきっかけは?
海外就職を目指していたわけではありませんでしたが、GAコンサルタンツが運営しているR-vietnamに掲載されていた営業の求人に興味があり応募しました。
それまでベトナムにボランティアで何回か行ったことはあったものの、生活するとなると不安はありましたが、それよりその仕事がしてみたいという想いで、行けばなんとかなると思い決心しました。
Q.ベトナムで感じた日本との違いや、苦労した点は??
ライフスタイル、仕事とプライベートの優先順位、家族の位置づけといった人生観・価値観が日本とベトナムでは異なることが多いです。
ベトナムでは自分がマイノリティですし、そういった価値観については敢えてはっきりと言葉で説明されるわけではありません。考え方や捉え方の違いを理解したうえでベトナムの方と接していく、一緒に仕事をしていくということが、最初は大変でした。
また、就労環境という意味では日本の方が安定していると思います。例えば社会保険制度は日本だったらちゃんと加入しますし、必要な時に充分な補償を受けることができますよね。ベトナムにも社会保険はありますが、外国人にとって、万が一の際に充分な支援に繋がるかというと、個人的にはまだまだ不十分なことが多いと思います。
また、ベトナムの労働契約は基本的に最初の数回は更新制になりますので、正社員であっても条件面の見直しが毎年あります。日本のように正社員なら安心というわけではないので厳しいと感じることもありました。
私が働いていた当時(2015年頃)はベトナムで働いていた方のキャリア形成のモデルケース等が少なく、何がキャリアのメリットになるかは自分次第という感じでしたしそれは今も同じかとは思います。ただ、勇気を出してベトナムに来て、仕事を成し得たという自信にはつながると思います。
Q.職場の雰囲気はどうでしたか?
私の職場の場合は、同僚とコミュニケーションをとらないと進まない仕事が多かったので、シーンとしているわけではなく、周りと話やすい雰囲気でした。一緒に働いているベトナム人の中には日本語を勉強している、理解しようとしてくれる方が多いのが印象的でした。
日系企業で働いている大半のベトナムの方は日本語か英語を話していたので、仕事上ではベトナム語を使う機会はありませんでしたね。二つ目の職場は英語話者が大半だったので、自分自身がもっと英語を頑張らないと、という気持ちでした。
Q.暮らしやすいと思ったことは?
私はホーチミンに住んでいましたが、すごく肌に合いましたね。街並みの雰囲気も個人的に好きで、気づけば5年半住んでいました。タクシーが安いので毎朝の出勤や、移動の際には気軽にタクシーを使えるのでとても便利でした。
また、当時働いている日本人女性が少なかったのですぐに顔を覚えてもらえた印象です。日本の居酒屋等が集まっている路地に行くと知り合いによく会いました。日本にいるときよりも日本食を食べていた気がします(笑)が、ベトナム現地の食事も自分に合っていました。
Q ベトナムでの就労で身についたスキルはありますか?
適応能力やガッツが身に付いたと言いたいところですが(笑)、具体的なスキルで言うと言語能力ですね。ベトナムに行く前はTOEIC400点くらいで、もちろんベトナム語も使ったことがありませんでした。そこから自分で勉強をして、現在は日本で勤務をしていますが、英語を使って仕事をすることがほとんどです。
また、ベトナム就労経験という職歴を、今の会社にはポジティブな印象として捉えてもらいました。さらに現職に繋がる金融の経験をベトナムで得たことなど経験面でも恩恵があったと思います。日本では新卒で物流企業に勤めていましたので、ベトナム就労経験が、大胆なキャリアチェンジに繋がったと思います。
こちらの記事もおすすめ!
・先輩達のインタビュー_Kさん編_ベトナム就職を通して人生が豊かになった理由とは?
ベトナムで得たスキルや経験を活かし日本で飛躍
海外就職先としてメジャーになりつつあるベトナム。今回インタビューをお願いしたYさん(女性)は、当初は英語に全く自信が無かったものの、ベトナムでの就業を経て現在は日本で英語を使ったお仕事に従事しています。
更なるキャリアステップを実現し続ける彼女に、ベトナム就職を振り返ってもらいました。
~Yさんについて~
ベトナムに5年間在住し、在ベトナム日系企業2社で働いたご経験をお持ちです。現在は日本に戻り証券会社のミドルオフィス(ポストトレード処理、リスク管理、トレーダーサポート、カスタマ―サービス、システム管理等)に所属しています。
目次
・Q.ベトナム就職をしようと思ったきっかけ
・Q日本との違いや、苦労した点
・Q職場の雰囲気
・Q暮らしやすさなど
・Q身についたスキル
Q.ベトナム就職をしようと思ったきっかけは?
海外就職を目指していたわけではありませんでしたが、GAコンサルタンツが運営しているR-vietnamに掲載されていた営業の求人に興味があり応募しました。
それまでベトナムにボランティアで何回か行ったことはあったものの、生活するとなると不安はありましたが、それよりその仕事がしてみたいという想いで、行けばなんとかなると思い決心しました。
Q.ベトナムで感じた日本との違いや、苦労した点は??
ライフスタイル、仕事とプライベートの優先順位、家族の位置づけといった人生観・価値観が日本とベトナムでは異なることが多いです。
ベトナムでは自分がマイノリティですし、そういった価値観については敢えてはっきりと言葉で説明されるわけではありません。考え方や捉え方の違いを理解したうえでベトナムの方と接していく、一緒に仕事をしていくということが、最初は大変でした。
また、就労環境という意味では日本の方が安定していると思います。例えば社会保険制度は日本だったらちゃんと加入しますし、必要な時に充分な補償を受けることができますよね。ベトナムにも社会保険はありますが、外国人にとって、万が一の際に充分な支援に繋がるかというと、個人的にはまだまだ不十分なことが多いと思います。
また、ベトナムの労働契約は基本的に最初の数回は更新制になりますので、正社員であっても条件面の見直しが毎年あります。日本のように正社員なら安心というわけではないので厳しいと感じることもありました。
私が働いていた当時(2015年頃)はベトナムで働いていた方のキャリア形成のモデルケース等が少なく、何がキャリアのメリットになるかは自分次第という感じでしたしそれは今も同じかとは思います。ただ、勇気を出してベトナムに来て、仕事を成し得たという自信にはつながると思います。
Q.職場の雰囲気はどうでしたか?
私の職場の場合は、同僚とコミュニケーションをとらないと進まない仕事が多かったので、シーンとしているわけではなく、周りと話やすい雰囲気でした。一緒に働いているベトナム人の中には日本語を勉強している、理解しようとしてくれる方が多いのが印象的でした。
日系企業で働いている大半のベトナムの方は日本語か英語を話していたので、仕事上ではベトナム語を使う機会はありませんでしたね。二つ目の職場は英語話者が大半だったので、自分自身がもっと英語を頑張らないと、という気持ちでした。
Q.暮らしやすいと思ったことは?
私はホーチミンに住んでいましたが、すごく肌に合いましたね。街並みの雰囲気も個人的に好きで、気づけば5年半住んでいました。タクシーが安いので毎朝の出勤や、移動の際には気軽にタクシーを使えるのでとても便利でした。
また、当時働いている日本人女性が少なかったのですぐに顔を覚えてもらえた印象です。日本の居酒屋等が集まっている路地に行くと知り合いによく会いました。日本にいるときよりも日本食を食べていた気がします(笑)が、ベトナム現地の食事も自分に合っていました。
Q ベトナムでの就労で身についたスキルはありますか?
適応能力やガッツが身に付いたと言いたいところですが(笑)、具体的なスキルで言うと言語能力ですね。ベトナムに行く前はTOEIC400点くらいで、もちろんベトナム語も使ったことがありませんでした。そこから自分で勉強をして、現在は日本で勤務をしていますが、英語を使って仕事をすることがほとんどです。
また、ベトナム就労経験という職歴を、今の会社にはポジティブな印象として捉えてもらいました。さらに現職に繋がる金融の経験をベトナムで得たことなど経験面でも恩恵があったと思います。日本では新卒で物流企業に勤めていましたので、ベトナム就労経験が、大胆なキャリアチェンジに繋がったと思います。
こちらの記事もおすすめ!
・先輩達のインタビュー_Kさん編_ベトナム就職を通して人生が豊かになった理由とは?