ベトナムで現地採用として働く日本人のリアルな声をお届けします。
今回は、オーストラリアでのワーキングホリデーを経て、ベトナムで新たなキャリアに挑戦したTさん(20代女性/2012年1月渡越)にインタビューをしました。
就職のきっかけや仕事のやりがい、現地での生活について伺いました。
Q. ベトナムに来る前は何をしていましたか?
A:ワーキングホリデーでオーストラリアに滞在していました。6カ月間、旅行会社のコールセンターに勤務し、その後3カ月間はWwooFをしました。
WwooFとは1日4〜6時間の労働で、寝る場所と食事が与えられる制度です。ワーキングホリデー2ndビザを取得するためにこの労働に従事します。私の場合は、家の修理としてペンキを塗ったり、畑を耕したりしていました。(通常は農場で働く人が多いですが、結局ベトナムに来ることになったため、2ndビザは申請してません)
Q. ベトナムで就職しようと思ったのは何故ですか?
A:ワーホリ1年目が終わりに近づき、オーストラリアに残るか、日本へ帰るか、次のステップを考えていた頃、登録していた人材紹介会社(※R-Vietnamの提携エージェント)より、現在の仕事のオファーがありました。
想像もしていなかった場所での仕事で少し迷いましたが、仕事の内容は希望していた内容と一致、キャリアを積む上でもいい経験になると思い、決断しました。
失うものは何もない状況でしたので、挑戦することにしました。
Q. 働き始める前に、ベトナムでの仕事について期待していたこと、不安だったことは?
A:期待していたことは「新しい知識を学ぶ」、「英語力、その他のスキルを発揮する」ことです。
一方で、新しいフィールドでの仕事で専門知識等が理解できるかは心配でした。通訳という仕事も初めてでしたので、本当に自分にできるか不安でした。
Q. 今の仕事内容。また、実際に働いてみて、どうでしたか?
A:やはり、専門的で難しい内容を通訳しなければいけず、上手く通訳できない場面もありました(未だにあります)。
ただ実際に会議通訳をするまでに、製品の説明、製造工程見学、資料の翻訳と、段階を踏んで、業務内容や製品の知識を学ばせて頂き、会議通訳に役立てる事ができました。会議中やそれ以外の場面でも、周りの方から分からない事について丁寧に教えて頂いています。
皆さんとても優しいです。大変だけど、やりがいのある仕事だと思います。また、典型的な日本の会社なので、周りの人と感覚が異なり少し戸惑いました。
Q. プライベートはどのように過ごしていますか?
A:友達と食事をしたり、飲んだりすることが一番多いです。気が向いた時はジムも行きますし、週末に旅行をする事もあります。最近はベトナム中部のダナンとホイアン、海外はシンガポールへ行きました。
他には、ベトナムだからできる贅沢(エステ、ネイル)を楽しんでいます。
Q. ベトナム就職をお考えの方へメッセージ
A:ベトナムだけに限らず、海外で働く際には目的をしっかり持つ事が大事だと思います。
ただなんとなく…で来てしまうと、きっともたないです。
私の場合は、経験のためキャリアを積みたいという目的があったので、仕事で少々辛い事があっても頑張ろうと思えますし、逆に仕事内容が自分の求めているモノと異なればすぐに次のステップに進むという判断が出来ると思います。
このインタビューでは、ベトナムという異国の地で現地採用として働き始めた女性のリアルな声をお届けしました。
海外での転職には不安もありますが、「なぜこの道を選ぶのか」という目的を明確にしておくことが、前へ進む力になるのだと感じさせられます。
Tさんのように一歩を踏み出した先に、あなたの新しいキャリアが見つかるかもしれません。
ベトナム転職を検討中の方にとって、彼女の体験が少しでも参考になれば幸いです。
