2020.06.30

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ベトナム就職で失敗しないために ― 現地エージェントが語る求人の見極め方

この投稿を読んでいる人は海外、そしてベトナムでの仕事に興味を持っている方かと思います。
一口にベトナムでのキャリアと言っても働く会社の規模やポジションによって見える世界が大きく違います。そもそも現地採用者を採用するきっかけについても様々です。ここでは「こんなはずじゃなかった」「時間を無駄にしてしまった」とならないよう、タイプに分けて希望と合致しているか事前スクリーニングの参考にして頂ければと思います。

取り組んでみればどんな仕事でも奥深さがありますし、社会に役に立ってないということはそうそうないはずです。乱暴な議論をすればキャリアステップをそこまで気にしないのであればまずは一定期間夢中になって取り組んでみることをお勧めします。

そうは言ってももし数年後の自分はこうなっていたい、ベトナムで長く働きたいのでキャリアステップは重要だ、とこだわりも勿論あると思います。そのあたりが明確であれば下記を参考にどのタイプが自分に合っているのかをイメージすると良いと思います。

企業タイプ別に見るベトナム就職の特徴

ベトナムで働くと言っても、企業の規模やステージによって求められる役割や得られる経験は大きく異なります。
ここでは、大企業・中小企業・スタートアップ の3タイプに分け、それぞれの特徴と注意点を整理しました。
自分のキャリアプランや価値観に合う環境を見極める際の参考にしてください。

企業タイプ ポジションの特徴 企業タイプ 注意点
大企業 Manager以下ポジションが多い ・福利厚生が充実しているケースが多い
・日本人同僚(上司)が多い
・日本帰国時に本社採用の可能性有
・待遇条件が硬直的
・本社出向社員との待遇差
・本社主導
中小企業 ジュニアから責任者まで幅広い ・日本に海外向き人材が少なく重宝される
・裁量権が大きいことがある
・キャリアステップが柔軟
・福利厚生が未整備なことがある
・教育体制が充実していない
・本社オーナーと直接のやり取りが発生する
スタートアップ 責任者募集が多い ・会社の成長に大きく貢献できる
・意思決定者が傍にいる為物事がスピーディ
・経営サイドに立った経験ができる
・責任と待遇の乖離がある
・将来、外部環境に不確定要素が多い

採用背景と現地チームマネジメントの現実

更に付け加えると日本人を採用する場合、末端のオペレーターや現場営業スタッフとしての登用というより程度の差はありますがベトナム人スタッフの管理を担うことが多いです。
そこでベトナム人スタッフが生き生きと能動的に働いているか、それとも給与泥棒の如く指示待ちか更に悪いことには指示に全く従おうとしない、というケースに当たることもあります。
その場合板挟みとなり、最後にはストレスに耐えかねて辞職→帰国ということにもなりかねません。ここは事前に見極めることは難しいのですが、意思決定者の傾聴力、国際的視野に左右されることは多いです。

ベトナムでのキャリア成功のために

我々は一人一人のコンサルタントがベトナムで働くことを希望する皆さんのベトナムでのキャリア成功を望んでいます。中々パッと見の文章やデータでは見え辛い生々しい部分もお伝えしつつ最適解を出せるよう努めています。是非お気軽にご連絡下さい。

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この記事を書いた人

奥平 未来
国家資格キャリアコンサルタント

2015年にベトナムへ移住し、以来ハノイを拠点に日系企業の採用支援に携わる。
現在はG.Aコンサルタンツベトナムのハノイ拠点長として、製造業・商社・サービス業を中心に数百社以上の採用を支援。ベトナム人・日本人双方の転職市場や労働慣習に精通しており、企業文化にフィットする人材採用を強みとしている。