「物価が安い」と言われるベトナム。でも実際の生活費や暮らしのイメージが湧かない…という方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ホーチミン在住5年・30代女性のリアルな1か月の支出をもとに、住居・食費・美容・趣味などの生活費を詳しく紹介します。
ベトナム移住を検討中の方や、現地でのリアルな暮らしを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
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目次
プロフィールと生活スタイル
まずは筆者の簡単なプロフィールと生活スタイルをご紹介します。
30代前半・女性
・日系企業で現地採用として勤務し、月収は約2,000USD(約30万円)。
・現在はホーチミン中心地で一人暮らし。過去にはハノイにも約4か月滞在し、北部・南部それぞれの暮らしの違いを体感。
・平日は自宅でゆっくり過ごし、週末は友人と外食を楽しむ。
・趣味はカフェ巡り、旅行、ヨガ。
1か月のリアル生活費を公開
ここでは、実際にかかっている1ヶ月あたりの生活費を項目別にご紹介します。
このデータは1年間の支出を元に平均値を記載しています。
家賃:12,000,000VND(68,900円)

家具・家電付き、週2回掃除もついています。
ベトナムのサービスアパートは衣服と日用品さえあれば、すぐに快適な生活がスタートできます。
私が住んでいるアパートはオートロックや警備員が常駐しているため、女性の一人暮らしでも安心です。
ベトナムでも契約時にはデポジット(日本の敷金のようなもの) は必要です。
礼金は通常なし。入居時に1~3カ月分を前払いするのが通常です。
※住まい選びの注意点
これまで3回引っ越しを経験しましたが、内装がきれいでもゴキブリやネズミが出たことも…。
住居選びの際は以下の点を確認することをおすすめします!
①虫やネズミの発生状況
②住民のタイプ(外国人が多いか)
ベトナム人が多いと、①は日常茶飯事なのか、なかなか対応してもらえませんでした。外国人入居者が多い物件は、対応も丁寧でトラブル時に安心感がありました。
③日系もしくは日本語対応可能な不動産会社を利用
通信費・光熱費・日用品費:1,200,000VND(6,900円)
電気代は月平均で700,000VND(4,000円)。
水道代とWi-Fiは家賃に含まれているため、別途の支払いはありません。
また、シャンプーや洗剤、トイレットペーパーなどの日用品の購入は、月に300,000〜500,000VND(1,700〜2,900円)ほどかかります。
輸入品や日本ブランドを選ぶと割高ですが、ローカルブランドを選べば安く済みます。
私は普段、近所のベトナム系スーパーや、ドラッグストア(Guardianなど)で買い物をしています。
最近ではマツモトキヨシやツルハドラッグなど日本のドラッグストアも進出しているため、日本の製品も手に入れることができます。
食費:7,800,000VND(44,800円)
私の場合、外食の頻度によって多少の差はありますが、6,000,000〜9,000,000VND(34,400〜51,700円)前後で収まっています。
外食文化が盛んなホーチミンですが、日本に比べて物価はおおよそ1/2〜1/3ほど。
無理せずバランスを取りながら、自炊・外食・デリバリーを組み合わせています。
平日の食生活

平日昼は、会社近くのレストランに行ったり、Grabでベトナム料理や多国籍料理を注文することが多いです。
大人数で注文するとグループ割が適用されるため、よりお得に利用できます。
・ベトナム料理:50,000〜80,000VND(290〜460円)
・多国籍料理:60,000〜120,000VND(340〜690円)
平日の夜は自炊をしたり、作り置きしていたおかずで済ませることも多いです。
日本の調味料や食品もスーパーや輸入ショップで手に入るため、和食を作るのも簡単です。
週末の食生活

週末は友人と外食を楽しむことが多いです。おしゃれなカフェやレストランも多く、気分転換になります。
・ベトナム料理:300,000〜500,000VND(1,700〜2,870円)
・多国籍料理:500,000〜1,000,000VND(2,870〜5,700円)
カフェ・コーヒー代
ベトナムはカフェ文化が盛ん。平日は職場のスタッフと一緒に注文することも多く、1杯あたり40,000〜60,000VND(≒230〜340円)と日本より手頃です。
ただ、毎日のように通うと意外と出費が増えるため、最近は旅先で買ったコーヒー豆を自宅で挽いて楽しむようにしています。
交通費:1,000,000VND(≒5,700円)

主な移動手段はGrab bike(バイクタクシー)とXanh SM。
通勤は片道13,000〜18,000VND(75〜103円)ほどと、交通費はとても安いです。
雨季だけはタクシー利用が増えるため、月1,500,000VND(8,600円)ほどになることも。
最近ではメトロも安いためよく利用しています。
ベンタン市場〜タオディエン間はわずか6,000VND(35円)!
バスは自信がないため利用していませんが、近距離移動にはGrabが最も便利だと感じています。
美容:平均1,700,000VND(9,760円)

日本よりも気軽に美容メンテナンスできるのが、ベトナム生活の嬉しいポイント。
以下以外にも脱毛やマツエクは日本よりもお得に受けられるようです。
・ネイル(デザインあり):300,000〜600,000VND(1,700〜3,400円)
1〜2ヶ月に1回程度行っています。仕上がりも日本と遜色なく、お得におしゃれなジェルネイルを楽しめます!
・マッサージ:300,000〜700,000VND(1,700〜4,000円)
本格的な全身マッサージでも500,000VND前後(2,900円)から受けることができます!
フットマッサージのみだと150,000VND(860円)から受けることも可能。
・美容室(日系):680,000VND〜2,000,000VND(3,900〜11,500円)
2〜3ヶ月に1回程度行っています。カットだけなら680,000VND程度、カラーやトリートメントも行うと2,000,000VND前後になります。日本と比べると、同程度か、やや高い印象です。
エクササイズ:600,000VND(3,400円)

ベトナムはバイク移動が主流のため、どうしても運動不足になりがちです。
私は月額制のジムに通っており、週2〜3回ヨガのクラスにも参加しています。
英語のクラスもあるため安心です。
趣味(旅行費):9,000,000VND(51,700円)

週末や連休を利用して、ほぼ毎月国内外を旅行しています。
旅好きの私にとってはこの旅行がベトナム生活のモチベーションにもなっています。
1泊2日〜2泊3日程度であれば4,000,000〜6,000,000VND程度で収まることが多いです。
連休中の旅行は日数や行き先、参加するアクティビティにもよりますが、10,000,000〜15,000,000VND程度(57,400〜86,100円)です。
VietjetやAirAsiaなどLCCも多く就航しているため、日本にいる時と比べてお得に旅行ができます!
近隣のタイ・バンコクは約1時間半、マレーシア・クアラルンプールは約2時間で行けるので週末でも十分楽しめます!
特にホーチミンは空港へのアクセスもよく、旅好きの方には理想的な環境だと思います!
気になる1ヶ月の出費は?
各項目を合計すると、私の1ヶ月の生活費はおおよそ次の通りです。
| 項目 | 金額 |
| 住居 | 12,000,000 |
| 通信費・光熱費・日用品 | 1,200,000 |
| 食費 | 7,800,000 |
| 交通費 | 1,000,000 |
| エクササイズ | 600,000 |
| 美容代 | 1,400,000 |
| 趣味(旅行) | 9,000,000 |
| 合計 | 33,000,000(約189,000円) |
給与が2,000USD (約30万円) としても、月750USD (約11万円) ほど貯金可能です!
日本よりも物価が安いため、旅行や趣味を楽しみつつ、月15〜20万円ほどで十分にゆとりのある暮らしが可能です。
生活スタイル次第で、さらにコストを抑えることもできます。
ちなみに、以前ハノイに4か月ほど滞在していた時と比べると、全体的にホーチミンの方がやや高めです。ハノイは家賃や食費が1〜2割ほど安く、ローカル店中心の暮らしならさらに節約ができました。
快適に暮らすコツは節約よりバランス
ベトナムでの生活は、工夫次第で“快適さ”と“余裕”を両立できます。
節約も大事ですが、我慢しすぎず、自分のペースで暮らすことが長く続ける秘訣です。
ここでは、私が実際に行っている暮らしの工夫をご紹介します。
定期預金を活用
ベトナムの金利は日本より高め。毎月少しずつでも定期預金に回すことで、自然と貯蓄が増えます。年間で10万以上増えたこともあります。
口座を分けて管理
普段、あまり現金を持ち歩かず、全てデビットカードやQRカードで支払っています。
「貯蓄用」や「生活用」と分けることで、使いすぎを防げます。目に見える形で管理できるのがポイントです。
家計簿アプリでざっくり把握
支出をざっくりでも見える化することで、お金の流れを把握しやすくなります。
完璧じゃなくても“意識すること”が大切です。
アプリによっては口座と家計簿の連携が可能なので、活用するのもおすすめです。
やりたいことは我慢しない
節約も大事ですが、無理をしすぎるとストレスになり、続きません。
好きなことや新しい体験には思いきってお金を使う。
その“バランス感覚”こそ、ホーチミン生活を楽しむ秘訣だと思います。
まとめ
ベトナムでの生活は、物価の安さだけでなく、工夫次第で快適さと余裕を両立できるのが魅力です。
私自身も、節約よりバランスを意識することで、心地よく、長く続けられる暮らしを見つけました。
この記事が、ベトナム生活を考えている方の参考になれば嬉しいです。
無理せず、自分らしくベトナムライフを楽しんでいきましょう!
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