2023.08.09

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こんな症状に要注意!ベトナム特有の体調不良とその対策を解説

こんにちは!ハノイオフィスでインターンをしているあかりです。
日本とベトナムでは気候や食生活など、生命維持に直結する要因の多くが異なります。
約1年間、ハノイで生活をしてみて、日本とは異なるベトナムあるあるな体調不良とその対策を解説します。

1. 水あたり・食あたり

ベトナムの水事情と注意点

日本とベトナムでは「水質」が異なります。軟水の多い日本では、日本の厳しい水質基準をクリアしていますので、水道の水をそのまま飲むことができたり、料理にもそのまま使うことができますよね。
一方、硬水の多いベトナムでは現地の人も口をゆすぐ事はあっても飲むことはしません。個人差はありますが、私は歯磨きの際に口をゆすいだだけでも胃腸が不調に…
飲み物に入っている氷も衛生的に危険な場合があるので、ベトナムに来たばかりで体が慣れていないうちは、カフェなど外で飲む際は氷なしでドリンクを注文することをおすすめします。
冷たい飲み物を注文する際には「No ice cubes in my drink.」などと言えば、通じます。

食事で気をつけたいポイント

そして食にも気をつけなければなりません。
ベトナムのレストランやローカル食堂では、以下の2点を見極めてから入りましょう!

・店内がそれなりに清潔かどうか
・人の出入りがあり、人気な店であるか

屋台飯ではXiên bán と呼ばれる串揚げのホットスナックも多く見かけますが、油が古い場合があり食あたりしやすいです。

ベトナムの屋台

比較的食当たりしにくいbánh mì(サンドウィッチ)でも、屋台によっては当たってしまう事があります。
なるべくきちんとしたお店で食べるようにしましょう!

水・食あたり用の薬を渡航前に買っておくと安心です。

スメクタテスミン

※薬の一例:【第2類医薬品】スメクタテスミン 10包×5

短期滞在で時間を無駄にしたくない、長期滞在だけど近日中に大切な予定がある方は屋台の利用を避けた方が安全ですね。

2. 呼吸器系の風邪

空気汚染と乾燥が原因に

ベトナムはバイクの保有率が世界第2位のバイク大国(実は既に世界第1位説)!
「まめべと – ベトナムまめちしきさん」のこちらの記事を読めば、ベトナムのバイクの多さを1分でご理解いただけます。
https://mameviet.com/motorbike_no1/

ということで、排気ガスの影響からでしょうか、空気が悪く鼻や喉(扁桃腺)の風邪をひきやすいです。
特に雨の降らない乾季は排気ガスで空が曇る日が続きますので、体調管理に気を付けなければなりません。雨季でも体力が落ちていると感じたら注意が必要です。

風邪を防ぐための生活習慣

喉や鼻の不調を感じたときは、日常生活の中で少し意識を変えるだけでも予防につながります。以下のような習慣を取り入れて、体調を崩しにくい環境を整えましょう。

・寝る時もマスクをする
鼻が詰まっていたり、疲れて体力が落ちている時は口呼吸になりがちです。
暑さでエアコンを長時間使い、部屋自体が乾燥していることも。口・喉の乾燥が原因で体調不良を引き起こすこともありますので、日中だけでなく夜もマスクをしてケアをしましょう。

・温かいものを摂る
ベトナムの気候は暑い期間が長く、冷たいものばかりを食べたり飲んだりしがちです。冷房をつけていることも相まって、体の中が冷えています。意識して温かい食事を摂るだけでも体調が回復することも。

・体調不良時は日系クリニックを受診
対策をしても、風邪をひいてしまった場合は日系のクリニックを受診し、適切な薬を出してもらいましょう。
▼こちらの記事もチェック
海外の病院は怖い?不安?ハノイの病院体験記!

薬を購入する際の注意点

ベトナムには至る所にnhà thuốcと書かれた薬局がありますが、薬局で販売されている薬は欧米から輸入していることが多く、アジア人の体質には合わないことも。
実際に薬局で購入したお薬はこちら↓

ベトナムの薬局で購入した薬

薬局では、いつからどんな症状が出ているのかを説明すると、店員さんが3〜5日分の薬を処方してくれます。同じ症状でもお店によって処方される薬が異なったり、処方箋や薬のパッケージをもらえないこともありますので、どの様な効果のある薬かわからないまま服用しなければなりませんでした。
また、薬自体のサイズが大きく、腫れた喉で飲むのは大変。薬の効果も強すぎてお腹を壊してしまったり、副作用の眠気と倦怠感で動けなくなってしまい、私の体質には合いませんでした。
体調にちょっと違和感を覚えた時に服用できるよう、日本から使い慣れた薬を持参しておくと安心ですね。

3 デング熱

デング熱は、デングウイルスによって引き起こされる感染症で、ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介されます。これらの蚊は、日本にも生息していますが、ベトナムのほうが生息する環境が多く、よりリスクが高いです。

実際の体験談

実際に、私は10月末にデング熱にかかりました…住居の近くで改修工事をしていたため、そこで出た廃水などから発生した蚊が原因でした。
両ふくらはぎを10ヶ所以上刺され、その日の夜から体調に異変を感じ始めました。立ち上がることも苦労するほどの頭痛が始まり、翌朝病院へ。
血液検査をしデング熱と発覚。私の場合は症状が比較的軽かったので薬を処方してもらい、自宅療養になりました。

※以下に蚊に刺された際の足の画像があります。白黒加工していますが、苦手な方はご注意ください

蚊に刺された足と病院でもらった薬

デング熱は1回目の感染時の症状が最も軽く、2回以上感染すると重症化するリスクが高くなると言われています。特効薬もないため、解熱鎮痛剤で熱と頭痛を鎮めるしかありません。
薬で多少は楽になりますが、発熱・頭痛とそれによる吐き気に加え、連日薬を服用したことによる胃腸痛で食事を摂ることが一番大変でした。ベッドとトイレを往復する1週間を過ごしました。

熱と頭痛が引いてくると、手足が腫れて痛痒い症状が出てきます。痒くて何度も目が覚めました。私は濡らして冷やしたタオルを四肢にかぶせて痒みをやり過ごしました。

予防と対策

デング熱の1番の対策は蚊を寄せ付けないことです。
こまめに虫除けスプレーをかけたり、手足の露出をおさえる、寝室に蚊よけや蚊帳を設置するなどの対策をとりましょう!
Lazada 蚊帳/mosquito net

4. まとめ

異国の地での病気は心身ともにダメージが大きいです。
対策・予防をしっかりと行い病気にならないことが重要ですが、それでもなってしまった場合は自己判断はせず必ず病院で薬を処方してもらいましょう!

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