
こんにちは、マーケティング担当のMIKIです。
今回はベトナム就職、移住を検討している方に向けて、リアルな生活費や給与相場を詳しくご紹介します。ベトナムでお金を貯めながら快適に生活するための節約術もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!
 
  <目次>
  ①ベトナム移住者の給与相場
  ②項目別のベトナム生活費
    -  単身者編
    -  ファミリー編
  ③ベトナム移住の節約のコツ
  ④ベトナム移住の落とし穴
  ⑤まとめ
 
    
①ベトナム移住者の給与相場
まずは生活費の基盤となる日本人現地採用の給与相場(額面)をご紹介します。
| 職種 | 年齢 | 給与(USD Gross) | 給与 (日本円) | 
|---|---|---|---|
| 営業 | 20代後半〜40歳 | 1,800~3,000 | 283,000〜472,000 | 
| IT エンジニア | 20代後半~40代 | 2,500~5,000 | 393,000〜787,000 | 
| カスタマーサービス | 25歳~40代前半 | 1,800~2,500 | 283,000〜393,000 | 
| 事務、アシスタント | 50歳~ | 3,000~5,000 | 472,000〜787,000 | 
| 工場長 | 50歳~ | 2,800~4,000 | 441,000〜629,000 | 
| 技術職 | 30前後~40歳 | 2,500~3,500 | 393,000〜551,000 | 
| 生産管理/品質管理 | 30前後~40歳 | 2,000~3,000 | 315,000〜472,000 | 
| 購買 | 30前後~40歳 | 2,000~3,000 | 315,000〜472,000 | 
 ※ 1USD ≒ 157.4円(2024年7月19日現在)
 会社によっては上記と別で家賃補助がついている場合もございます。
 
 経験年数、実績、英語スキルによってお給与の金額は変動します。
 同業種・同職種への転職であれば、給与交渉がしやすくなる傾向です。
 賞与は旧正月前に年1回支払われることが多く、基本給の1カ月~6カ月分程度です(※業績次第)
 
 ~ ベトナム転職選考のポイントはこちらも参考に ~
 ベトナム就職における書類選考と面接のポイントは?
 パート1:応募書類編 / パート2:面接編
 
 ※備考
 社会保険等及び所得税について
 ・社会保険等両立→保険料30%を雇用者と労働者が負担、労働者負担は9.5%
 ・個人所得税→累進課税、税率は5%~35%、源泉徴収
 
②項目別のベトナム生活費
ここからが本題!ベトナム移住後の具体的な月間支出について詳しく見ていきましょう。
 ‐ 単身者編
 ・住居費 
 
 - 家賃:450USD(≒ 70,800円)
  ■ 通勤やショッピングに便利な市街地に立地
  ■ 週2回掃除つき、家具・家電は設置済みなので衣服などがあればすぐに暮らせます
  ■ 契約時にはデポジット(日本の敷金のようなもの) が必要。礼金は通常なし
   入居時に1~3カ月分を前払いするのが通常
 
  - 電気代:平均30USD (≒4,700円)
 - 水道代:なし(家賃に含まれている)
 ※ ベトナムの水道水の水質は超硬水で飲み水には適さないため購入がおすすめです。
   コンビニで6Lサイズのボトルが1.5USD程度で手に入ります。
 - インターネット代:なし (部屋にWiFi付。使用量は家賃に含まれている。)
 
 ・食費:350〜400USD程度 (≒ 55,000〜63,000円)
 平日:昼はGrabなどフードデリバリーアプリを活用しベトナム料理や多国籍料理をオーダー
 >> 目安
   ベトナム料理:1,5〜2.8USD (≒ 250〜450円) / 食
   多国籍料理:2〜5USD (≒ 315〜790円)  / 食
 
 週末:夜に友人と外食
 ベトナム料理:8〜12USD (≒ 1,260〜1,890円)
 多国籍料理:20〜40USD  (≒ 3,147〜6,300円)
  ※平日の夜や週末のブランチは家で自炊
 
 ・移動費:40〜50USD程度(≒ 6,300〜7,870円)
 ベトナムは移動費が安い!
 GrabやGojekなどの配車サービスが充実しています。
 バイク0.48USD (75円)〜、タクシー 1.9USD (190円) 〜  
 
 ・エクササイズ:40〜50USD程度(≒ 6,300〜7,870円)
 ベトナムはバイク移動が主流のため、運動不足になりがちです。
 ジムやヨガに通っています。
 
 ・美容:30USD〜(≒ 4,700円〜)
 ◯ ネイル:8USD〜 (≒ 1,250円〜)
 ベトナムはお得におしゃれなジェルネイルを楽しめます。ネイル好きの方には嬉しいですね
 ◯マッサージ:20USD〜 (≒ 3,180円〜)
 ◯美容室(日系):27.5USD〜(≒ 4,330円〜) ※2〜3ヶ月に1回程度
 
 ・旅行:195USD〜(≒ 31,200円) ※1〜2ヶ月に1回程度
 
 VietjetやAirAsiaなどLCCも多く就航しているため、お得に旅行ができます!
 近隣のタイ・バンコクは約1時間半、マレーシア・クアラルンプールは約2時間で行けるので
 週末旅も楽しめます!
 
 貯蓄:600USD〜(≒ 94,000円)
 趣味やお出かけ、外食などを楽しみつつもしっかりと貯蓄ができていますね。 
 ‐ ファミリー編
 ・住居
 - 家賃 800〜5,000USD(≒126,000~787,000円)
   ※ご家族帯同で駐在の際には家賃は会社負担のことが多いようです
   ・市内2 Bed room以上のお部屋は約800USDスタート
   ・ロビーにコンシェルジュがいるような4つ星系ホテルのレジデンスともなれば2,500USD〜
   ・週3日~5日のハウスキーピング有
 - 電気代 150〜250USD(≒23,600~39,300円)
 - 水道代 50〜80USD(≒7,870~12,600円)
 - インターネット:家賃に含まれる
 
 ・食費 800〜1,000USD(≒126,000~157,000円)
 ・交通費:100〜150USD(≒15,700~23,600円)
 ・交際費:200〜300USD(≒31,500~47,200円)
 ・歯医者(1回あたり):100〜300USD(≒15,700~47,000円)
   → 3~6カ月に1回程度通院
 ・病院:基本的には保険でカバー。キャッシュレス。年1回の健康診断は会社負担にて。
 ・教育費:年間2,000〜30,000USD /人(≒31,500~4,720,000円)
   → インターナショナルスクールの場合、最低でも年間10,000USD (≒157万) ~
 
 貯蓄:400〜500USD
 いかがでしたでしょうか。少なくとも400USD ( ≒ 6万円) の貯蓄は楽々できそうですね!
 
③ベトナム移住の節約のコツ
 【通販を賢く活用】
 スマートフォンの普及率が高いベトナムでは、インターネットショッピング の利便性が抜群に良いです。
 欲しい商品をポチッと押せば、早ければ翌日には自宅に届きます。
 ※スマートフォン普及率はこちらもご参考に
 ベトナムSNSマーケティング最新動向:日本製品の販売を解説 | VietBiz(ベトビズ)
 
 代表的な通販サイト Lazada や Shopeeでは日用雑貨やお洋服など、日本の半分以下の値段で購入できます。
 期間限定FLASH SALEのタイミングを狙って買い物をしたり、配送無料などの各種クーポンを使うと、さらにお得にお買い物ができますよ。時間もお金も節約できて一石二鳥です。
 
 我が家はLazadaのヘビーユーザーでスチームオーブンもLazadaで購入しました。
 お値段は約27,000円と安いですが、焼きもの、揚げ物、蒸し物なんでも使えて大活躍中です! 
 
 ※注
 ①稀に、思っていたのと違うなぁという商品が届くことがありますので、口コミなどにもしっかりと目を通し、販売元の信用性を確認しましょう。
 ②安くて便利とあって、ついつい余計なものまでポチッとしがちです。疲れている日やお酒を飲んでいる日などの利用は控えることをお勧めします。
 
 【食料品】
 AEONなど日本のスーパーマーケットが複数店舗ありますので、日本の食材も簡単に手に入ります。ただ、ローカルマーケットと比較すると、どうしても割高になってしまうのが課題。
 Winmartなどのローカルスーパーも併用すると支出をおさえることができます。
 
 WinMart
 WinMartでは、Vietgap(Vietnam Good Agricultural Practice)など安全基準に基づいて管理・生産された食材にはシールが貼られていますので、購入時は目印にしてみてくださいね。
 野菜→Wineco/お肉→MeatDeli 
 
 【住まい】
 最も高額な固定費になりますので、可能な限り家賃を抑えることができると貯蓄額アップに繋がります。
 家賃交渉も可能ですが、外国人からの移住人気の高まりに加え家賃相場が上がっているベトナムでは売り手がやや強い立場です。いかに穴場スポットを探すかがポイントになります。
 不動産仲介を通して探すのが一般的ではありますが、SNSの賃貸物件グループを活用すると、より多くの物件に出会うことができます。
 例えば、Facebookのグループ内で、ご自身の希望するエリアや予算をアップすると現地の複数のエージェントやオーナーから物件情報が届きます。日系の不動産仲介会社と併用して、SNSも駆使しながら探してみま 
 
 契約時には、備え付けの家具・家電に不備がないかしっかりとチェックすることが大切です。
 特にベトナムでは水道水のお水は飲めませんので、お部屋にウォーターサーバーを設置しておくと便利です。ボトル(水本体)の金額は自己負担になりますが、ウォーターサーバー本体はオーナー側が準備してくれることが多いです。もしお部屋にウォーターサーバーがなければリクエストしてみましょう。
 また、テレビ、収納家具、食器などに不備や不足のものがあれば、まずは遠慮なくリクエストしてみることをお勧めします。
 
 【移動】
 外国人の主な移動手段はタクシーやバイクタクシーですが、1回あたりの使用料は安いものの、積み重なると意外と大きな支出に。
 例)バイクタクシー片道15分 約50,000VND ≒ 310円
 そこで、ベトナムで最安且つ便利な移動手段であるバス移動をお勧めします。
 7,000〜10,000VND(44円~62円)で市内のいたるところに移動できます。
 専用アプリを利用すれば乗り降りするバス停に迷うことはありません。
 こちらの記事も参考に。
 ハノイのバスの乗り方徹底解説 〜最安で快適な移動手段のご紹介〜
 
 【食事】
 ビール党の皆さんに朗報です。ベトナムは何と言っても地場のビールが安いため、何本飲んでも支出に大きく響くことがないのが嬉しいですね!
 例)スーパーでビール缶(330ml)1本購入≒12,000VND (75円) 
 
 ベトナムローカル料理は1食あたり30,000〜60,000VND。
 日本円でおよそ185円~400円程度です。ひとり暮らしであれば、外食したほうがお得。
 日本と比較すると食費は半分以下になるかもしれません。
 一方で日本食レストランやイタリアンレストランなどの他の国籍のレストランで食事をすると軒並み東京プライス。1食あたり800円~1500円です。
 食事はローカル料理をいかに楽しむかが節約のポイントですね。
 
 【洋服】
 日本からベトナムに移住された方が漏れなく体験するのは「お洋服を買う機会が減った」ということだと思います。日本のように雑誌やCMで流行のお洋服について情報を入手する機会が少ないこと、暑い日が多いのでTシャツにハーフパンツなどラフな格好が一番過ごしやすいことが影響していますね。日本にいた時にお洋服代に使っていた金額は丸々貯蓄に回せるかもしれません。
 
 【家計簿アプリで管理】
 ベトナム移住に限ったことではありませんが、生活費については家計簿アプリで管理をすることが貯蓄額を増やすうえでは欠かせません。ベトナムは物価が安いため、ついつい無駄遣いをすることもあります。そのうえ現地通貨のVNDは桁が多く、どのくらい支出をしたのかが把握しにくいものです。
 例)100円=16,000VND 
 物価の安さから、日本より楽に貯蓄ができるとはいえ、収入と支出をしっかりと毎月管理をしていくことは欠かせません。
 
④ベトナム移住の落とし穴
 貯蓄のちょっとした落とし穴をご説明します。
 
 【ベトナムの物価上昇】
 コロナ禍であっても2021年上半期(1~6月)のGDP成長率は+5.64%と好調なベトナムでは、給与相場も毎年5%~10%上昇しています。あわせて物価も上昇しており、5年前には1杯150円程度で食べることができたPho(フォー)も今では250円~300円に。生活費がじわりじわりと上がっています。
 
 こちらもご参考に
 https://vietbiz.jp/economy-2022-vietnam/
 先にお伝えした通り、賃貸アパート契約においては売り手市場なため「来月から家賃を引き上げます」と
 突然オーナーから言われることも珍しくありません。
 一方で、日本人現地採用者のお給与相場も上昇していますのでご安心を。また、入社後の頑張り次第では毎年10%の昇給も少なくありませんよ。
 
 ・医療費
 現地採用としてベトナムで働く際には、基本的には会社負担で民間の医療保険に加入してもらうことが多いのですが、どのようなプランに加入しているのかにより適用範囲や自己負担金額が変わります。
 風邪や腹痛といったことであればインターナショナルホスピタルを受診した際に医療保険が適用され自己負担無しとなるのが一般的ではありますが、念のため保険の内容はしっかりと確認しておきましょう。
 なお、医療保険が適用されない場合、ちょっとした体調不良の受診であっても数万円近くの請求になることがありますので注意が必要です。以前、息子の肌荒れで病院に行った際、5分程度の受診で1万円越えの請求がきまして目玉が飛び出そうになりました。
 
⑤まとめ
 日本と比べると半分以下の生活費で暮らすことができるベトナム。
 住まいを決める際や、日々の移動費、食費などを工夫することで月々5万円~10万円の貯蓄は難しくありません。わたしの知り合いには6年間のベトナム移住で600万円の貯蓄に成功した強者も。
 なかなか日本でお金が貯まらず悩んでいる方にもベトナム移住はお勧めですよ! 

こんにちは、マーケティング担当のMIKIです。
今回はベトナム就職、移住を検討している方に向けて、リアルな生活費や給与相場を詳しくご紹介します。ベトナムでお金を貯めながら快適に生活するための節約術もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!
 
  <目次>
  ①ベトナム移住者の給与相場
  ②項目別のベトナム生活費
    -  単身者編
    -  ファミリー編
  ③ベトナム移住の節約のコツ
  ④ベトナム移住の落とし穴
  ⑤まとめ
 
    
①ベトナム移住者の給与相場
まずは生活費の基盤となる日本人現地採用の給与相場(額面)をご紹介します。
| 職種 | 年齢 | 給与(USD Gross) | 給与 (日本円) | 
|---|---|---|---|
| 営業 | 20代後半〜40歳 | 1,800~3,000 | 283,000〜472,000 | 
| IT エンジニア | 20代後半~40代 | 2,500~5,000 | 393,000〜787,000 | 
| カスタマーサービス | 25歳~40代前半 | 1,800~2,500 | 283,000〜393,000 | 
| 事務、アシスタント | 50歳~ | 3,000~5,000 | 472,000〜787,000 | 
| 工場長 | 50歳~ | 2,800~4,000 | 441,000〜629,000 | 
| 技術職 | 30前後~40歳 | 2,500~3,500 | 393,000〜551,000 | 
| 生産管理/品質管理 | 30前後~40歳 | 2,000~3,000 | 315,000〜472,000 | 
| 購買 | 30前後~40歳 | 2,000~3,000 | 315,000〜472,000 | 
 ※ 1USD ≒ 157.4円(2024年7月19日現在)
 会社によっては上記と別で家賃補助がついている場合もございます。
 
 経験年数、実績、英語スキルによってお給与の金額は変動します。
 同業種・同職種への転職であれば、給与交渉がしやすくなる傾向です。
 賞与は旧正月前に年1回支払われることが多く、基本給の1カ月~6カ月分程度です(※業績次第)
 
 ~ ベトナム転職選考のポイントはこちらも参考に ~
 ベトナム就職における書類選考と面接のポイントは?
 パート1:応募書類編 / パート2:面接編
 
 ※備考
 社会保険等及び所得税について
 ・社会保険等両立→保険料30%を雇用者と労働者が負担、労働者負担は9.5%
 ・個人所得税→累進課税、税率は5%~35%、源泉徴収
 
②項目別のベトナム生活費
ここからが本題!ベトナム移住後の具体的な月間支出について詳しく見ていきましょう。
 ‐ 単身者編
 ・住居費 
 
 - 家賃:450USD(≒ 70,800円)
  ■ 通勤やショッピングに便利な市街地に立地
  ■ 週2回掃除つき、家具・家電は設置済みなので衣服などがあればすぐに暮らせます
  ■ 契約時にはデポジット(日本の敷金のようなもの) が必要。礼金は通常なし
   入居時に1~3カ月分を前払いするのが通常
 
  - 電気代:平均30USD (≒4,700円)
 - 水道代:なし(家賃に含まれている)
 ※ ベトナムの水道水の水質は超硬水で飲み水には適さないため購入がおすすめです。
   コンビニで6Lサイズのボトルが1.5USD程度で手に入ります。
 - インターネット代:なし (部屋にWiFi付。使用量は家賃に含まれている。)
 
 ・食費:350〜400USD程度 (≒ 55,000〜63,000円)
 平日:昼はGrabなどフードデリバリーアプリを活用しベトナム料理や多国籍料理をオーダー
 >> 目安
   ベトナム料理:1,5〜2.8USD (≒ 250〜450円) / 食
   多国籍料理:2〜5USD (≒ 315〜790円)  / 食
 
 週末:夜に友人と外食
 ベトナム料理:8〜12USD (≒ 1,260〜1,890円)
 多国籍料理:20〜40USD  (≒ 3,147〜6,300円)
  ※平日の夜や週末のブランチは家で自炊
 
 ・移動費:40〜50USD程度(≒ 6,300〜7,870円)
 ベトナムは移動費が安い!
 GrabやGojekなどの配車サービスが充実しています。
 バイク0.48USD (75円)〜、タクシー 1.9USD (190円) 〜  
 
 ・エクササイズ:40〜50USD程度(≒ 6,300〜7,870円)
 ベトナムはバイク移動が主流のため、運動不足になりがちです。
 ジムやヨガに通っています。
 
 ・美容:30USD〜(≒ 4,700円〜)
 ◯ ネイル:8USD〜 (≒ 1,250円〜)
 ベトナムはお得におしゃれなジェルネイルを楽しめます。ネイル好きの方には嬉しいですね
 ◯マッサージ:20USD〜 (≒ 3,180円〜)
 ◯美容室(日系):27.5USD〜(≒ 4,330円〜) ※2〜3ヶ月に1回程度
 
 ・旅行:195USD〜(≒ 31,200円) ※1〜2ヶ月に1回程度
 
 VietjetやAirAsiaなどLCCも多く就航しているため、お得に旅行ができます!
 近隣のタイ・バンコクは約1時間半、マレーシア・クアラルンプールは約2時間で行けるので
 週末旅も楽しめます!
 
 貯蓄:600USD〜(≒ 94,000円)
 趣味やお出かけ、外食などを楽しみつつもしっかりと貯蓄ができていますね。 
 ‐ ファミリー編
 ・住居
 - 家賃 800〜5,000USD(≒126,000~787,000円)
   ※ご家族帯同で駐在の際には家賃は会社負担のことが多いようです
   ・市内2 Bed room以上のお部屋は約800USDスタート
   ・ロビーにコンシェルジュがいるような4つ星系ホテルのレジデンスともなれば2,500USD〜
   ・週3日~5日のハウスキーピング有
 - 電気代 150〜250USD(≒23,600~39,300円)
 - 水道代 50〜80USD(≒7,870~12,600円)
 - インターネット:家賃に含まれる
 
 ・食費 800〜1,000USD(≒126,000~157,000円)
 ・交通費:100〜150USD(≒15,700~23,600円)
 ・交際費:200〜300USD(≒31,500~47,200円)
 ・歯医者(1回あたり):100〜300USD(≒15,700~47,000円)
   → 3~6カ月に1回程度通院
 ・病院:基本的には保険でカバー。キャッシュレス。年1回の健康診断は会社負担にて。
 ・教育費:年間2,000〜30,000USD /人(≒31,500~4,720,000円)
   → インターナショナルスクールの場合、最低でも年間10,000USD (≒157万) ~
 
 貯蓄:400〜500USD
 いかがでしたでしょうか。少なくとも400USD ( ≒ 6万円) の貯蓄は楽々できそうですね!
 
③ベトナム移住の節約のコツ
 【通販を賢く活用】
 スマートフォンの普及率が高いベトナムでは、インターネットショッピング の利便性が抜群に良いです。
 欲しい商品をポチッと押せば、早ければ翌日には自宅に届きます。
 ※スマートフォン普及率はこちらもご参考に
 ベトナムSNSマーケティング最新動向:日本製品の販売を解説 | VietBiz(ベトビズ)
 
 代表的な通販サイト Lazada や Shopeeでは日用雑貨やお洋服など、日本の半分以下の値段で購入できます。
 期間限定FLASH SALEのタイミングを狙って買い物をしたり、配送無料などの各種クーポンを使うと、さらにお得にお買い物ができますよ。時間もお金も節約できて一石二鳥です。
 
 我が家はLazadaのヘビーユーザーでスチームオーブンもLazadaで購入しました。
 お値段は約27,000円と安いですが、焼きもの、揚げ物、蒸し物なんでも使えて大活躍中です! 
 
 ※注
 ①稀に、思っていたのと違うなぁという商品が届くことがありますので、口コミなどにもしっかりと目を通し、販売元の信用性を確認しましょう。
 ②安くて便利とあって、ついつい余計なものまでポチッとしがちです。疲れている日やお酒を飲んでいる日などの利用は控えることをお勧めします。
 
 【食料品】
 AEONなど日本のスーパーマーケットが複数店舗ありますので、日本の食材も簡単に手に入ります。ただ、ローカルマーケットと比較すると、どうしても割高になってしまうのが課題。
 Winmartなどのローカルスーパーも併用すると支出をおさえることができます。
 
 WinMart
 WinMartでは、Vietgap(Vietnam Good Agricultural Practice)など安全基準に基づいて管理・生産された食材にはシールが貼られていますので、購入時は目印にしてみてくださいね。
 野菜→Wineco/お肉→MeatDeli 
 
 【住まい】
 最も高額な固定費になりますので、可能な限り家賃を抑えることができると貯蓄額アップに繋がります。
 家賃交渉も可能ですが、外国人からの移住人気の高まりに加え家賃相場が上がっているベトナムでは売り手がやや強い立場です。いかに穴場スポットを探すかがポイントになります。
 不動産仲介を通して探すのが一般的ではありますが、SNSの賃貸物件グループを活用すると、より多くの物件に出会うことができます。
 例えば、Facebookのグループ内で、ご自身の希望するエリアや予算をアップすると現地の複数のエージェントやオーナーから物件情報が届きます。日系の不動産仲介会社と併用して、SNSも駆使しながら探してみま 
 
 契約時には、備え付けの家具・家電に不備がないかしっかりとチェックすることが大切です。
 特にベトナムでは水道水のお水は飲めませんので、お部屋にウォーターサーバーを設置しておくと便利です。ボトル(水本体)の金額は自己負担になりますが、ウォーターサーバー本体はオーナー側が準備してくれることが多いです。もしお部屋にウォーターサーバーがなければリクエストしてみましょう。
 また、テレビ、収納家具、食器などに不備や不足のものがあれば、まずは遠慮なくリクエストしてみることをお勧めします。
 
 【移動】
 外国人の主な移動手段はタクシーやバイクタクシーですが、1回あたりの使用料は安いものの、積み重なると意外と大きな支出に。
 例)バイクタクシー片道15分 約50,000VND ≒ 310円
 そこで、ベトナムで最安且つ便利な移動手段であるバス移動をお勧めします。
 7,000〜10,000VND(44円~62円)で市内のいたるところに移動できます。
 専用アプリを利用すれば乗り降りするバス停に迷うことはありません。
 こちらの記事も参考に。
 ハノイのバスの乗り方徹底解説 〜最安で快適な移動手段のご紹介〜
 
 【食事】
 ビール党の皆さんに朗報です。ベトナムは何と言っても地場のビールが安いため、何本飲んでも支出に大きく響くことがないのが嬉しいですね!
 例)スーパーでビール缶(330ml)1本購入≒12,000VND (75円) 
 
 ベトナムローカル料理は1食あたり30,000〜60,000VND。
 日本円でおよそ185円~400円程度です。ひとり暮らしであれば、外食したほうがお得。
 日本と比較すると食費は半分以下になるかもしれません。
 一方で日本食レストランやイタリアンレストランなどの他の国籍のレストランで食事をすると軒並み東京プライス。1食あたり800円~1500円です。
 食事はローカル料理をいかに楽しむかが節約のポイントですね。
 
 【洋服】
 日本からベトナムに移住された方が漏れなく体験するのは「お洋服を買う機会が減った」ということだと思います。日本のように雑誌やCMで流行のお洋服について情報を入手する機会が少ないこと、暑い日が多いのでTシャツにハーフパンツなどラフな格好が一番過ごしやすいことが影響していますね。日本にいた時にお洋服代に使っていた金額は丸々貯蓄に回せるかもしれません。
 
 【家計簿アプリで管理】
 ベトナム移住に限ったことではありませんが、生活費については家計簿アプリで管理をすることが貯蓄額を増やすうえでは欠かせません。ベトナムは物価が安いため、ついつい無駄遣いをすることもあります。そのうえ現地通貨のVNDは桁が多く、どのくらい支出をしたのかが把握しにくいものです。
 例)100円=16,000VND 
 物価の安さから、日本より楽に貯蓄ができるとはいえ、収入と支出をしっかりと毎月管理をしていくことは欠かせません。
 
④ベトナム移住の落とし穴
 貯蓄のちょっとした落とし穴をご説明します。
 
 【ベトナムの物価上昇】
 コロナ禍であっても2021年上半期(1~6月)のGDP成長率は+5.64%と好調なベトナムでは、給与相場も毎年5%~10%上昇しています。あわせて物価も上昇しており、5年前には1杯150円程度で食べることができたPho(フォー)も今では250円~300円に。生活費がじわりじわりと上がっています。
 
 こちらもご参考に
 https://vietbiz.jp/economy-2022-vietnam/
 先にお伝えした通り、賃貸アパート契約においては売り手市場なため「来月から家賃を引き上げます」と
 突然オーナーから言われることも珍しくありません。
 一方で、日本人現地採用者のお給与相場も上昇していますのでご安心を。また、入社後の頑張り次第では毎年10%の昇給も少なくありませんよ。
 
 ・医療費
 現地採用としてベトナムで働く際には、基本的には会社負担で民間の医療保険に加入してもらうことが多いのですが、どのようなプランに加入しているのかにより適用範囲や自己負担金額が変わります。
 風邪や腹痛といったことであればインターナショナルホスピタルを受診した際に医療保険が適用され自己負担無しとなるのが一般的ではありますが、念のため保険の内容はしっかりと確認しておきましょう。
 なお、医療保険が適用されない場合、ちょっとした体調不良の受診であっても数万円近くの請求になることがありますので注意が必要です。以前、息子の肌荒れで病院に行った際、5分程度の受診で1万円越えの請求がきまして目玉が飛び出そうになりました。
 
⑤まとめ
 日本と比べると半分以下の生活費で暮らすことができるベトナム。
 住まいを決める際や、日々の移動費、食費などを工夫することで月々5万円~10万円の貯蓄は難しくありません。わたしの知り合いには6年間のベトナム移住で600万円の貯蓄に成功した強者も。
 なかなか日本でお金が貯まらず悩んでいる方にもベトナム移住はお勧めですよ!